映画とお買い物が好きなOLの日常・非日常
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最近仕事に行くのがイヤでしょうがない。
いや、しょうがないどころかほとんど行っていない。
先々週は丸ごとさぼった。先週は木曜日行かなかった。今日もさぼった。
辞めたい辞めたいと思いつつ、辞めてどうするんだろうとも思うし、いくら景気が回復傾向にあり、なおかつ2007年問題があるからと言っても呂々さん世代は全く恩恵を期待出来ない世代とあらゆるメディアで言われているし。
現在の仕事は不良品のクレーム処理係。
クレーム担当だからキツイっちゃキツイけど、それまで目にすることのなかったお洋服や靴・鞄の不良品をチェックするのは新鮮で楽しかった。
クレームになりやすい商品の傾向を知ることで、ショッピングに役立つ豆知識を得ることが出来たのはものすごい収穫だった。
社会人になりたてのおじょーちゃん時代だったならクレームのお電話に耐えられなかったかもしれない。
しかし、やはりそこはまかりなりにも一応社会人生活を営んできたわけだから、さほど苦痛ではなかった。自分でも感心するくらいだ。
問題は上司だ。
どこがどう、とかそんなわかりやすくイヤな奴ではなかったけれど、ずっと接しているうちにボディブローを受けたようにじわじわと効いていた。
どこの職場に行ってもいやな奴なんているんだから、と自分に言い聞かせて今までやってきたけど、どうやらたがが外れてしまったらしい。
とうとう先週総務に「退職したい」と申し出てしまった。
部署替え案もいただいたが、私は子会社の契約社員でそこから本社へ派遣されているという微妙な立場。
しかも本来は人材会社からの派遣社員でまかなっている部署への配属という特異中の特異社員なのだ。
早い話が同じ形態で働いているコ達に比べてお給料がよい。
というより、この子会社による派遣形態のお給料が高校生のバイト程度しか出ないのだ。
もし他部署で空きがあったとしても、今のお給料は支払えないらしい。
具体的にはマイナス7マンエン。
それじゃ自社製品以外のお洋服は買えなくなるなぁ…。
退職を申し出てちょっとは気が楽になったけど、それでも出社拒否は相変わらず。
明日は行かなくては。
今日当たり上司も私の退職願いを聞いているだろうから、明日行けば何日付で退職できるか決まるだろう。
総務には頼み込んで1月末と言ってある。
採用&引き継ぎ期間を考えたら無茶は承知の上。
総務は「それはいくら何でもちょっと…」という返事だったが、私は無事1月中に辞められると踏んでいる。
上司は「来たくないなら明日からでも来なくてイイ」くらい言うだろうから。