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映画とお買い物が好きなOLの日常・非日常
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2004年05月05日(水):ビデオをたくさんみました。
連休に観たビデオの感想をちょっとずつ書いていこうかな♪なんて。
でも、映画館には行けなかったのが悔やまれる…!
・ボウリング・フォー・コロンバイン
・黄泉がえり
・007/ダイ・アナザー・ディ
(現在3タイトル)
TV【ボウリング・フォー・コロンバイン】
劇場予告をみてちょっと興味があったドキュメンタリー映画。
借りてきたビデオを観るつもりでTVをつけたらやってました。
始まったばかりだったので、そのまま鑑賞。
ごく普通に退屈でした。
ドキュメンタリーは好きだからもっと楽しめると思ったんだけどな。。
考えさせられるところもありましたが、この映画は監督の主観が強すぎてちょっと押し付けがましい印象を受けました。
「つまらんーーーー」ってことはないけど、一見の価値有りって程でもない。
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映画なんだから主観的でいいんだよなぁ…。
と、改めて思い返しました。
そう思い返して見直すと面白かったです(ゲンキンな意見で恐縮ですが)
とりあえず録画したビデオはしばらく保管組みゾーンへ。
ビデオ【黄泉がえり】
あまりのしょーもなさに腹が立つどころかこれが邦画の限界なのか?と泣き濡れてしまった作品。
テーマはとてもいいいのになんでこんなにつまんないのよ。
ぶぅたれながらの2時間ちょっとだったけど、クライマックスに向けてのコンサートシーンは無駄に長くて辟易しました。
あのさ、さっさと次行ってくんない?って気分でした。
主人公がヒロインの下に走る!走る!走る!ひたすら走り、その間ヒロインは会場をウロウロするだけ。
画面は主人公が走る、ヒロインがうろつく、歌手が歌っている、の繰り返しのみ。
何度も何度も。
永遠に続くんじゃないか、もしくは1シーンリピートを見せられているのか、と想ったくらいです。
「主人公が長い距離をヒロインの元へ行く為に一生懸命走りました」ってのを表現したかったんだろうけど、もうちょっとどうにかならなかったのか。
ここで「とんでもないクソ映画を見せられた」っちゅー怒りは頂点に達しましたが、ラストの主人公の語りでちょっとほんわかできたので「まいっか」
「甦りに関わった人々」はその後「大切に想っていた人に出会うことが出来て生きる勇気を得た」と語るのですが、主人公だけは「そんな風には思えない」と沈むんですね。
そこで「初恋の男の子を甦らせていた女の子」の「たとえ想いが通じ合った瞬間に相手が消えてしまっても、その一瞬を分かち合えたことが幸せ」という言葉に慰められるんですよ。
散々罵倒しておいて何ですが呂々さんここでじーーーーん(涙)
コレ作った人、きっと、これを言いたかったんだろうな(笑)
映画自体は「マトリックス・レボリューションズ」以来の失敗だったけど、この台詞はヨカッタデス。
DVD【007/ダイ・アナザー・ディ】
えーと。
コレをのぞくと私は【007】シリーズは【トゥモロー・ネバー・ダイ】しか知りません。
【トゥモロー〜】も【ミッション・インポッシブル】みたいなのを期待して借りたのであっけにとられました。
何?あの近未来アニメに出てきそうな改造車は。
小技が効いたカッコいいアクション映画を期待したら、バットマン(SF映画)だったんですものっ。そりゃオドロキですわ。
でも、あの車こそが007なんですってね。
「それが受け付けられないんなら、007向きじゃない」と突っ込まれました。
なるほど、そういうノリの映画だったんですねぇ。
知ってりゃノープロブレム。無問題。
戦争モノとやくざモノ以外はどんなジャンルでも楽しめる呂々さんです。
ココまでは前置き。
お目当てはハル・ベリー。
だったんですが、敵の2人がツボでした。
世界情勢的にはすったもんだがあった設定でしたが、私はこの2人がストレート直球ど真ん中でしたのことよ。
維新回天時代と被っちゃったのよねぇ。具体的には長州の書生タチと(笑)
欧州はまんま当時の列強で(っていうか、全然今でもそうだよな。。)、この二人は攘夷の急先鋒みたいな存在。
過激だけど、祖国の歴史を愁いていて「俺がやらねば」な若者タチなのです。
(ちなみに維新回天の志士たちだと「祖国の将来」)
若さゆえの暴走。ってヤツですよ。
(池田屋で頓挫した京の焼き討ち、みたいなもんでしょーか?)
そこへ、列強の身勝手な介入。
おかげさまでせっかくの計画は頓挫し、一転、犯罪者扱いされる二人。
名を変え顔を変え、潜伏して機会をうかがう二人に、またしてもやボンドの手が…!
って、主人公が悪役になってますよ、呂々さん!
とにかくとにかく、
遠い昔の幕末時代と違って、今現在のご時世柄あんまりおふざけするのは憚られますが、この二人の設定が好みでした。
元々の目的が「世界征服!」とかじゃなくて、「祖国の為」ってところがね。
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