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2003年03月06日(木):閑話休題〜【三国志】ネタ?

まー、よーするにハマってるわけです。>北方三国志。

登場した2−3行後に首が飛ぶような人物は潔く省略されているため、膨大な登場人物で頭が混乱することはありません。
脳みそがゼリーでできてそうな私が理解できるんだからこれは本当。
文体や描写も簡潔で、こう言っちゃ何ですがマンガを読んでるんじゃないか?ってほど読みやすいです。

ところで私、【源氏物語】を読むならどれがオススメか何度か聞かれたことがあります。
(あ、私って源氏オタクなんですよ・笑)
私は迷うことなく原文の【源氏物語】に近いと評価されている訳をオススメしてきたわけですが、これは間違いだったのかもしれません。

私としては、初めて読むなら翻訳者の余計な解釈が入っていない訳が一番イイ。と思って勧めていたわけですが、別にみんな真の【源氏物語】にこだわっていたわけじゃなかったんですよね…。
ただ【源氏】を最後まで読んでみたいなーって思ったわけで、それはきっと「三国志を読んでみようか」と思い立った私と同じだったんじゃないかと。

三国志関連のサイト巡りをすれば一目瞭然ですが、一番のオススメはやっぱり吉川三国志。
つまらないなんて言いませんが、過去数回挫折した私にとって、この詩のような文体で綴られた三国志はとっつきにくいったらありゃしません。
一方、今読んでいる【北方三国志】は、悪くはないが初めに読むのは避けた方が無難、と言うのが大方の意見。
理由は、わかりやすいが脚色がなされすぎているため。

………。
これをみて私はようやく気付いたわけです。
一部のオタク以外はんなこたぁどーでもいいんだってことが。

ただ面白く最後まで読めたらそれでいいんだよなー。
今、北方三国志読んでてすごくそう思うのです。
呂布が妻思いのイイ奴で、夏侯惇が官渡で片目をなくそうが、張飛が計算して粗暴なフリをするようなお利口さんでも、大筋は変わらないわけだし実際読んでる私自身が面白ければそれでいいじゃないのよ。ってね。

そして、それはそのまま【源氏】にもあてはまるわけですね。
私(オタク)の勝手なこだわりで、無責任なススメ方してしまったなぁーと反省してみたりする今日この頃。

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