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2003年02月10日(月):読書日記【三国志】by北方謙三

久々の読書日記です。
【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】を読んでいた期間を除けばずーーーっと【指輪物語】を読み続けていたもので…。
つか、【指輪〜】はすでにライフスタイル?ってかんじで。

ま、それはともかく。
久々に【指輪〜】以外に着手してみました。
【三国志】by北方謙三。

三国志は個人的に避けては通れない、と思っていた題材です。
いずれ読むだろう。と思い続けて幾数年。
いつの間にやら月日は経って…(笑)
で、いつ読むねんっ。と思い続けて更に幾数年(笑)
たまたまお友達と三国志ネタで盛り上がった(ってどうゆーわけやねんな)ので、コレを機会にいっちょ読んでみっか。
と思い立ったわけでアリマス。

実は三国志、コンプリートしたことはないですが、中途半端に知識があったりするんですよ。
なんていうの?似非三国志ファンってやつ??

基本的に、RyoRyoさんは魏派です。
勝っても負けても派手な曹操にかなり夢見がちです。
私、日本史では一も二もなく織田信長を敬愛してやまないんですが、曹操と信長様はなんとなくイメージがかぶるんですよね。
そして滅び行く漢王朝に頑ななまでに忠誠を抱きながら、曹操に従う荀イクがお気に入りです。

乙女なミーハー路線でいうと蜀の趙雲もプチお気に入りでした。
一時狂ったように趙雲関係の本を集めたことがアリマス。
でも内容は恐ろしい程ゼンッゼン覚えてません。
しかも趙雲にそこまでハマったきっかけが全く思い出せません。
そんな自分に驚愕です。

ところで私、生意気にもちょっぴりアンチ演義だったりします。
ホンマ、似非のくせに生意気で申し訳ないですが。

演義はね、劉備の嫌みなまでの善人面がどうしても気にくわんのですよ。
んな人間いてたまるかっ!けっ!!って思えてくる…のは私だけですか??
基本的に「劉備元徳様、万歳☆」なオハナシだから劉備に比べて曹操はこんなに悪いヤツだ。孔明に比べて周瑜はこの程度の男だ。
ってのを永遠と読まされていくとなんだかもうお腹いっぱい。になってしまってね。。
っちゅーわけで吉川英治の三国志は過去数回挑戦しましたが一度も読破できずに今日に至っております…(苦笑)

大抵「赤壁」辺りまではがんばるんですが、その後の周瑜のあまりと言えばあまりな描かれ方にどうしても先へ進めないンですよ…(涙)
というわけで私が唯一コンプリートした三国志と言えば「N●K人形劇 三国志」位だったり…(コレはコレで情けない)

懐かしいっすね!たまたま無意味に趙雲にハマってた頃再放送してたのを観てたんですが、覚えているというより知っている人、いるのかな??。
シンシンとかロンロンとか。
どうでもいいけど、まだ数本ビデオが健在だよ(笑)

曹操はともかく、何故にそんなに周瑜にこだわるのか。
といえば、これはもうファーストコンタクトの影響としか…。

三国志と私との衝撃的と言えば衝撃的すぎる出会い、それは小学6年か中学1年かどっちかの時に授業で観たアニメの三国志です。
横山光輝のヤツじゃありません。(あれがTV東京系でアニメ化されたのは私が中学3年の時だったはず?)
三顧の礼から赤壁までの1部と、周瑜の死あたりまで?の2部構成で、なぜか于禁が女で曹操に人知れず恋心を抱いていて、赤壁で曹操をかばって戦死してしまったりするわけのわからない展開で、何でコレを授業で観なければならなかったのか、今思えばスゲー謎なんですが、まぁ、そんな内容のアニメでした。

そ・こ・で。
登場した周瑜がね、周瑜がね。
シャアだったんだよ(大・爆・笑!)ちなみに于禁は山田栄子だった。孔明はアイシャドウが白かった。曹操のあごは割れていた。そして金髪だった。

以来、どうしても周瑜は常に格好よくあらねばならない。っちゅー不文律、っちゅーか絶対的な掟、っちゅーか思いこみができあがってしまったのです。
そういう点から読むと北方三国志は激オススメ。
周瑜の最期は、本気で泣けます。
や、泣いたのは数年前に東呉の部分だけ拾い読みしたときですが。

今のところ、麗しの曹操もシャア周瑜もオットコ前に描かれていてストレスがないです。
好きになれない劉備も適度に黒くて、こんな劉備ならむしろ好きだ(笑)

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