| 2005年03月17日(木) |
見積もり待ちでございます |
動物病院に行くと、薬の袋に患畜の名前を書きますよね。 うちの猫どもはもともと巣立っていなくなる予定の野良猫だったため、いいかげんな名前で呼んでいました。大体野良猫は見たまんまの呼び名をつけます。白猫だったらシロ、黒猫だったらクロ、三毛ならミケという具合に。あとは我が家に伝統的なお決まりの名前というのがあって、オスなら「ボク」、美人さんだと「かわいいちゃん」。 うちの外猫は「かわいいちゃん(注:オス)」「ブーツくん(足だけ白いから)」そして日光アレルギーの家猫はというと、最初は子猫だったので見たままに「ちびすけ」と呼んでいたものの、すっかりでかくなってちびすけもないだろう、てなわけで現在は「ボウズ」「びびた(ちびた、がなまったらしい)」と家人には呼ばれています。でも病院の薬袋はいまだに「ちびすけちゃん」。 外猫が風邪をひいたときに病院につれていき、先生に「この子はなんて名前ですか」と訊かれて「えーと…かわいいちゃんて呼んでるんですけど」と答えたら、薬袋にはきちんと「かわいいちゃん」と書かれていました。字で見るとすげえ変だと思いながら猫を車に放り込んで帰りました。 しかしこの「かわいいちゃん」、何故か超ハンターなんですよ。人懐こいのでご近所回りのあちこちで餌をもらっているくせに、しょっちゅう野鳥捕食。うちの庭、羽毛だらけ。母が「昨日掃除したのにー!」と嘆きながら片付けたら、またその日のうちに雀の頭が転がっていたり、ヒヨドリの片翼が転がっていたり、ちょっとしたスプラッターホラーガーデンです。変な植物生えてきたらどうすんだ、マンドラゴラとか(ありえないから。)。
入稿の方は今見積もり待ちです。しかしいつもなら速攻送られてくる返答ファックスがなかなか来ないことに不審を抱き、送信ミスをしたのかもと印刷所に電話をしたら、とっても親切丁寧な口調のお姉さんが 「すいません、特殊紙の値段がまだ出なくて…。分かり次第お返事しますので」 あれ、それほどに特殊な紙を選んでいました…? 私は嫌がらせかというくらい、生産中止になっている紙を選んでは印刷屋さんに迷惑をかけている前科者ですが、今回もまたやっちゃったんじゃないだろうな。 なるべくスタンダードそうなものを選んだつもりだったのに。でもまあスタンダードそうといっても、自分の見た目でですけど。見た目かい。 びっくりするくらい高い紙だったら、お姉さんの苦労に柏手を打ってからいつもどおりのパックで発注しようと思います。←悪魔
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