にゃんこがいたときのことを思い出したくて、今日は日記を書く。 にゃんこがいなくなって、あと4日で丸1ヶ月経つ。 はじめは電話もしないで耐えれるかなあと思ってたけど、この1ヶ月、会社を辞めたり、めまぐるしかったので、意外とあっという間だった。 会えないし電話もできない、それって想像したらかなりきついけど、やってみるとそうでもない。 私がにゃんこを好きって気持ちは変わらなかった。「さみしすぎていやになって、好きじゃなくなるかも」と自分の気持ちを不安に思ったこともあったけど、今のところは大丈夫。最初の2週間が一番きつくて、あとは別にそうでもなかった。とくに、お姉ちゃんと電話で話したり、ひろさんと電話で話したり、それから友達に会って話をしたりすることで、自分の気持ちを確かめられた。私、にゃんこが好き。 だってね、仲良しだったんだよー。大阪に行くちょっと前まで、ラブラブで仲良しで。お好み焼き作って私の帰りを待っててくれたり、駅まで車で迎えに来てくれたり。 にゃんこのシャツにアイロンかけたとき 「おまえ、なかなかやるやん」って褒めてくれた。 友達から飲みに誘われたとき 「ねえ、ちょっとだけ行ってきてもいい?」 って甘えた顔したのがかわいかった。 「いいよ。飲みすぎんようにね」 って私が言ったら、うれしそうに出かけて行った。 そして酔っ払いの大虎で帰ってきた。 飲みに行ってても、何してても、私が電話したら絶対に電話に出る。出れなくても、折り返し電話がある。どんなにしつこく電話しても、私が電話をしたことを怒られることなんか、まずない。今思えば、あの人にとって、いつも私の優先順位は上位だったと思う。 うとうとしてるときに、にゃんこが私の頭をよしよししてチュってしたことがあった。それを朝になって「昨日、にゃんこが私の頭をよしよししてチュってした夢を見た。うれしかった」って話したら、にゃんこは「ふーん」って知らんふりしてた。かわいい人。 「怖い夢見た」って私がにゃんこを起こしても、にゃんこは絶対怒らない。「もう怖くないよ」ってよしよししてくれる。 一番仲良しなときに、こうやって離れ離れになったのは、ある意味良かったと思う。仲良しで、楽しかったから、好きなままでいれる。 にゃんことつきあったのは去年の5月からだから、1月までで8ヶ月。もしも1年間出てこないんだとしたら、つきあった期間より離れてる期間のが長くなる。こうなったら、片思いしてると思うしかないな。 どうしてそこまでにゃんこなんだろうなあ。別れて他の人とつきあえばいいのにと思ったこともあった。でも、なんだろう。今他の人を探す気にはなれない。たぶん、好きになれない。理由は自分でもよくわからないけど、どうしてもにゃんこじゃなくちゃダメ。 にゃんこよりいい人なんか、世の中、山ほどいる。私にはにゃんこしかいないんだよ。なんでだろう。たぶん、にゃんこにも私しかいないと思う。離れてからそう思った。
|