トドロキ。


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$ リセット。
2005年11月06日(日)

いきなり私信からですが
昨日はバニちゃん、ありがとう。
いつもいつも感謝です。
 
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にゃんこと別れ話があって
この2週間の間に別れて、一時中断で保留になって
また別れました。
  
こうやって改めて書くと
何をやってるか意味がわかりませんが・・・。
 
こねくりまわしてるようです。
 
ここ数日、ひさしぶりに
web日記ではなくて
ノートに日記を書いてみたりしていました。
飛行機のノート。
 
私は飛行機が好きです。
あんなでっかいのが空を飛ぶのが
すごく好きです。
ゴーッという音も好きです。
乗るのも見るのも好き。
 
空も好き。
青くて広いから。
・・・海も同じだね。
 
 
なんか話が微妙にずれた。
 
 
にゃんことは別れました。
でも、別れたけど別れてないみたいな状態。
中途半端な感じ。
 
正確に言えば、今までの付き合い方をやめた。
一緒に暮らすことをやめて
少し距離をあけて
お互い、それぞれのやるべきことをやろう
・・・というのが結論。
 
私は今回、絶対別れたいとも思わなかったし
絶対別れたくないとも思いませんでした。
 
それはどうでもいいという意味ではないよ。
どうしたらいいのかわからなかった。
 
感情的になって「別れる!」って言って
別れて、荷物も整理したものの
にゃんこからの連絡は普通にあるし
別れてるんだか、なんなんだか。
 
 
昨日、にゃんこが酔っ払ってバックを落として
大パニックになって電話してきた。
バックには家の鍵と十数万円の現金と通帳が
入っていたらしい。
 
心配だったから
そばにいてあげたいと思ってかけつけたのに
あの人、大パニックのせいか
私に電話してきておいて
私が到着してもふてくされてひどい態度。
車の中でふて寝をして
顔をこっちにも向けないくらい。
なんて声をかけても
「うーん」ってだるそうに言う。
 
八つ当たりしたくなる気持ちもわかるし
多少は覚悟してたけど
なんかむかついて
「やっぱり私がいてもあれだから帰るね」
って言って、一度、車に戻って
家の方向へ車を走らせた。
 
せっかくきてやったのに
何よ、コイツ。
あったまくる。
人のこと、何だと思ってるんだろ。
心配かけるだけかけやがって。
だいたい、バック忘れたのが
わかんなくなるほど飲むなよ。
  
・・・そう思ってたんだけど
よく考えてみたら
「来て」と言われてかけつけたわけではなくて
私が勝手に
「そっちに行くね」
って言ったんだった。
頼まれもしないのに
そばにいてあげなくちゃと思い込んだ。
必要とされてるんじゃないかなってのは
私の勝手な思い込み。
 
感謝されて当然のことをしたはずだって思って
予想外のにゃんこの態度にむかついたけど
それはずいぶんな思い上がりだったかもねと
さみしいような、悲しいような
やり場のない気持ちで胸が苦しくなった。
 
ある程度まで落ち込んでみたら
「私何してるんだろうな
一体、どうしたかったんだろうな、私」
って冷静になれて
せっかくここまできたんだから
やろうと決めたことはやって帰ろう
やってダメならそれまでだ、と思い直して
「一緒にいたいからやっぱりそっちに戻るね」
って電話した。
にゃんこもわかったと言うので
また戻った。
 
ケンカしに行ったわけじゃなかったんだよね。
にゃんこが困り果てて
相当落ち込んでるだろうと思ったから
元気付けてあげようと思ったんだよね。
私がいたら、一人でいるよりはいいかなと思って
行ったはずだったんだよね。
 
この一連の自分の行動とか
これまでのことをいろいろ考えて
甘えてたなって反省した。
私、傷つきたくなくて、保身ばっかりで
自分のことしか考えてなかったみたい。
 
こうして欲しい、ああして欲しい
これはするな、あれはするな
私はこんなこともしてやった
あんなこともしてやった
・・・私ってなんかイヤなやつ。
 
にゃんこが別れたいなら別れる、とか
にゃんこが私を大事にしないなら別れる、とか
なんていうか、なんでもかんでも
にゃんこのせいにしてしまってた。
 
じゃあ、あんたはどうなの?
自分の願いのためになんか努力してんの?
って自分のことを考えてみたら
なんかかっこ悪いなと思った。
かっこの問題じゃないにしても
こんな私は自分で気に入らないねと思った。
 
思い通りにならないからって
駄々をこねる年じゃないでしょ、と
これは大人になるチャンス、と自分を勇気付けてみた。
 
にゃんこは今まで何度もいろんなチャンスをくれた。
変わりたいと思う私の心の支えだった。
仕事をちゃんとしたいとか
部屋をキレイにしたいとか
にゃんこがいてくれなかったらできなかった。
一人じゃたぶん、できなかった。
にゃんこが私のことを
自分のことみたいに喜んでくれるのがうれしくて
何度も励まされた。
 
にゃんこはちゃんと私のことを見ててくれる。
この人は自分のことを大事にしてくれる人を
大事にできない人じゃない。
私がにゃんこを大事にすれば、大事にしてくれる人。
私が私を大事にすることも、応援してくれる人。
にゃんこはしっかり『自分』を持ってる人。
そう信じたし、信じたかったから
にゃんこが好きだった。
ここ最近、それを忘れかけてたけど・・・。
 
 
ただ、好きだ好きだばっかりで
不安や不満をにゃんこにぶつけて
よしよしってしてもらうのを
待ってるだけだったかもしれない。
 
------
 
ひさしぶりににゃんこの部屋に泊まった。
にゃんこの部屋は懐かしかった。
 
つきあい始めたときは
この部屋の鍵をもらったことも
この部屋の布団を選んだことも
この部屋に私の荷物があることも
何もかも、ひとつひとつが
毎日の喜びだった。
 
にゃんこがそばにいることも
腕枕してくれることも
一緒に眠ることも
にゃんこの寝顔を見ることも
ケンカして仲直りすることも
ひとつひとつが願いで
ひとつひとつがうれしくて
しあわせを感じてた。
 
私のことを好きかもしれないって思うだけで
有頂天になりそうなくらいうれしくて
きらわれたのかもしれないと思うと
すごくさみしくて
少しでも私に興味を持って欲しい
もっと好きになって欲しいって思ってた。
 
いつのまにか、何でも当たり前になってたなあ。
それは時間が経てば慣れることで
仕方のないことだとは思うけど
慣れって怖いね。
 
にゃんこに
「これからどうする?」って聞いたら
「しばらくこのままでええんちゃう?」って。
 
このまま=あいまいなまま
 
「二人がお互い落ち着くまではこのままでおろう。
今、ごちゃごちゃ考えすぎたら
めんどくさくなって、いやになる。
おまえはオレが他に女ができるんが心配なんやろ?
それは大丈夫。心配せんでいい」
と言った。
 
あいまいで中途半端なのは
こういう場合、あんまり居心地が良いものではないけど
今の私にはそのほうがいいかもねって思った。
一緒にいたいし、彼女でいたいけど
別れても別れなくても
心のモヤモヤはたぶん変わらない。
いろんな不安や不満は
私の中で解決しなくちゃいけない。
 
にゃんこと二人で、じゃなく
私は私のことをして
にゃんこはにゃんこのことをする
今はそういう時間が必要だと思った。
一緒に時間を共有しすぎたせいもあるし
それは、これから先、長くつきあっていくんなら
必要な時間だろうと思う。
お互いが相手のことや自分のことを
本当にイヤになるまで追い込まないために
大事だろうって思った。
  
  
「そうやね。今回のことで私も反省した。
このままのほうが、にゃんこのことを
大事に出来るかもしれない」
って言ったら
にゃんこは私の頭をよしよしした。
 
またスタートに戻った。
彼女になりたいって願ってたあのときから
あいまいな状態に逆戻り。
 
私とにゃんこにはちょうどいい距離が必要で
その距離を今、探してるところなんだと思う。
この間まではくっつきすぎて
お互い、思いやりの行き過ぎとワガママで
自己主張しすぎの干渉しすぎだったから
今回は離れてみる。
 
ちょうどいい距離を見つけられなかったら
私たちは長くは続かないだろうと思う。
 
私も少し「恋愛」とかを抜けて
あんまり感情的になりすぎずに
穏やかに好きでいたいと思う。


あこ |MAILBBSHP

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