ひさしぶりに見たけど、やっぱり好き!メグ・ライアン!! トム・ハンクスも好き。 『ユーガットメール』のこの二人は、なんだかとっても人柄が好き。私はジョー(トム・ハンクス)の元彼女みたいな性格なんだけど、キャスリーン(メグ・ライアン)みたいに、言いたいことが言えない女の子に憧れる。 ユーガットメールは一時期、インターネットでの出会いみたいなストーリーで話題になった気がするけど、私はそのことにはあんまり興味はなくて、そのこと抜きに、この映画は好き。 言いすぎて後悔することってある。キャスリーンが、「ケンカを売られたときに頭が真っ白になって何も言い返せない」ってメールで言うと、ジョーは「腹の中のことを吐き出して、言いたいことを言うとすっきりするけど、後味が悪い」って返事をしてた。そうなのよ。言いたいことを言うとすっきりするけど、後味が悪い。言わなきゃ言わないで、もんもんとするし、どっちもどっちだとは思う。私はこうして日記に書くと、すごくすっきりする。イヤだと思えば消せばいいんだもの。でも、会話だと、一度口から出してしまった言葉を消すのは難しい。 この映画のラストで二人がどうなるか知ってるのに、何度見てもワクワクする。そしてover the rainbowが流れるラストは何度見ても涙が出る。ハッピーエンドってやっぱり好き。こういう恋がしたい。 「ネットで出会いたい」って意味ではなくて、よ。ジョーは口は悪いけど、本当は口ほど悪くはない人。子供と遊ぶのも上手で面倒見が良いね。口の悪いあの彼女の面倒もよく見てると思った。キャスリーンは芯がしっかりしてるロマンチスト。商売敵として出会ったから、お互いのことを知らなくて、先入観だけで「あいつはいやなやつだ」と思っているんだけど、本当はすっごく気が合う二人なんだよね。そこがなんか好き。 それに、デイジーは私も好き。気取らない感じがかわいらしくて。お母さんから受け継いだお店を、自分の娘に譲りたいと思ってるところとかも、なんか共感が持てる。私にはそういうものはないけど、私や私の両親が大切にしているものは、自分の子供にも譲りたい。歴史に名前を残すような大それたことがしたいわけじゃなくて、自分の娘に譲れるような何かを残したい。 そうなのよ。ジョーはおじいさんの代からの本屋さんを受け継いでるの。キャスリーンもそうしたいのよね。二人はそういうところは似てる。気持ちは同じなんだけど、商売はきれいごとだけじゃうまくいかなくて。 この映画、いろいろおもしろい要素が詰まってる。ジョーのお父さんもおじいさんもお盛ん(?)で、娘みたいな年の「叔母さん」と、息子みたいな年の「弟」。失恋するとジョーもお父さんも、荷物を抱えて自分のボートへ行くところも好き。 キャスリーンの彼氏はタイプライターオタクってところもなんかおもしろかった。声を出して笑うわけじゃなく、なんかクスって感じに。 やっぱり、メグ・ライアンの笑顔が素敵なのよね。キャラクターというのかな。表情がクルクル変わって、魅力的。キュートってこういうことよね、と思う。トム・ハンクスも好き。どの映画を見ても、トム・ハンクスらしいのに、どの映画でもその映画の役の印象にぴったりで不思議。やっぱり彼も、メグと同じで、表情がくるくるとよく変わって、そこが魅力的だなと思う。 それにしても、あのパソコンで使ってるメーラーは一体なんだろう。パソコンはwindows?アップルマークがついてたような気がしたんだけど。outlookのメーラーってあんな感じだっけ?私はメーラーはoutlookを使ってないからよくわからないんだけど。うちのお父さんがね、outlookはウイルスに狙われやすいから使わないほうがいいって言って、beckyっていうメールソフトを使ってるの。outlookを使いこなしたあとにこれに変えたわけじゃないから、どっちが使いやすいのか、私にはわからないんだけど。 それから、映画に出てくる小物も好きね。スターバックスもちらっと登場するし、年齢設定が私の年に近いから共感できるものも多かった。ジョーの犬も好き。あのゴールデンレトリバー。ラストシーンの部分が一番かわいらしい。部屋のインテリアも好きだし、絵本も好き。絵本を買いに行きたくなった。洋書が読みたくなった。さすがに小説を英語で読めるほど英語力はないので、絵本程度ならと思って。笑 セサミストリートくらいなら、英語で見ても意味がわかる程度の英語力なんだけど、絵本ぐらいならきっと・・・。単語が少ないから、辞書を引くのもきっとラクだろう・・・ナンテ。 これは『めぐり逢えたら』も見なくてはいけなくなったぞ。 『ユーガットメール』にのように、ほのぼのできる映画が最近好き。『恋愛小説家』とかも好き。 最近は私、DVDで映画を見るんだけど、たいてい2度見る。一度目は『日本語吹き替え』を日本語字幕付きで見て、その後、英語で見る。二度見るほどおもしろくなければ、日本語吹き替えで見ただけで終わりにする。ビデオだとそういうことはできないから、英語版をレンタルしてくるんだけど、DVDは便利で良いね。 私は基本的には日本語吹き替えのほうが意味がわかるから好き。字幕じゃなく、映像に集中できるし、日本語字幕と吹き替えのセリフを比べててわかったんだけど、字幕とニュアンスが違ってることがある。字幕は短い言葉にしてあるから。英語のセリフと字幕で、ニュアンスを理解できるほど英語力はないので、日本語のほうが映画の雰囲気みたいなのがわかりやすくて私は気に入ってる。映画館で映画を見るときは、もちろん英語のまま見るよ。映画館は家と違って、映画に集中できるから、字幕でもセリフも映像もちゃんと見れるんだけど、家だとどうも映画を見るってことに集中できないのよね、私。映画見ながら、雑誌開いたりしちゃう。インターネットしながら、映画見たりね。テレビみたいに、ただ流してる状態のときもある。 それに限らず、ディズニーのアニメなんかは、日本語吹き替えのほうが好き。英語は日本語吹き替えに比べると、声が低い。日本語吹き替えほうがかわいらしい印象。その後、英語で見るときは、字幕を追わなくても意味がわかるから、セリフをちゃんと聴ける。(あえて、聴ける、ね) さて、今回はDVDを4本レンタルしてきたので、『ユーガットメール』はそのうちの1本だったんだけど、残りの3本のタイトルは・・・ ・スピーシーズ ・ブロウ ・メラニーは行く! この3本。 この3本は私の親友のお勧めでレンタルした。4本で1000円だったから、ついでに『ユーガットメール』を追加したんだけど、どうやら今のところ、『ユーガットメール』が一番おもしろかった。 「スピーシーズ」は私が苦手なSFグログロ系。ざっと感想を書くとしたら、本能のままの姿ってグロイのね。スピーシーズの感想は以上。 「ブロウ」はジョニー・デップが出演してるのに見たことがなかったんだけど、うーん。麻薬王の話。犯罪を犯すとき、軽犯罪でも、他人に迷惑をかけてるんだけど、その罪の意識が薄いことが多い気がする。捕まったら刑務所にいれられるとか、自分が痛い目にあうってことは知ってるけど、他人に迷惑をかけてるってことはあんまり感じてなくて、ちょっと悪いかもしれないってくらいにしか思ってないのかも。なんて言うか、ビジネスってそういうものだ、のような、自分に都合の良い勝手な言い訳を作って。罪の意識を後で感じたときは、すでに遅い。 実際、ビジネスってのは、きれいごとだけじゃない。斜に構えて言えば、よ。儲かる人がいれば、損をする人もいる。成功する人がいれば、失敗する人もいる。恋愛でもそう。ふる人がいれば、ふられる人もいる。みんなが平等にしあわせになる、なんてことは無理な話。自分が自分の地位に満足できないからって、それを誰かのせいにして無茶をしても、結局、自分のしたことは全部自分に返って来るってのが、人生。それを自業自得と言うんだろうけど、その一言で人生を片付けるのはなんだか悲しい。うーん。正しく生きるって難しい。 「メラニーは行く!」を見ようと思うんだけど、Cinemascapeではあんまり好評ではないみたいね。どんな話なんだろ。私の親友はラストで感動して泣いたと言ってた。私は『ユーガットメール』のラストで泣いたんだけど、私の親友はメグ・ライアンが好きじゃないらしい。メグ・ライアンを好きじゃない人がいるなんて知らなかった。しかもすぐ身近に。それが今回、一番驚いた。
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