∮歌って踊れる主婦なシェフ日記∮~育児録~...カロリィ

 

 

今が面白い。 - 2020年11月15日(日)

息子の、スポ少のお話です。

いつぞや、1軍に入れるかどうかの瀬戸際であるという話をしました。
結論としましては、あの少し後に長男は2軍に決定しました。

長男としては、何となく残念なようなでもホッとしたような複雑な気持ち…?
といったような感じだったのですが、以前長男のことを『へっぽこチームの
不動のへっぽこエース』と呼んだこと、声を大にして撤回いたします!!

1軍・2軍のメンツが決定し、お試しやシャッフルなどがなくなると、2軍は
ものすごいまとまりを見せ始めました。

ちなみに長男がキャプテンを務めています。
チーム全体としてのキャプテン1人と副キャプテン2人がおりまして、キャプテン
副キャプテン1人ずつは1軍入りしましたので、全体の副キャプテンである
長男が、そのまま2軍チームのキャプテンにも就任したと。

夫婦間では、「長男でいいのかねぇ。他の子のほうが良くないかねぇ…」と
いう話になったのだけど、まぁ2軍のコーチが決めたことだしねと。
長男に対しては「まあ頑張れよw」とだけ声をかけました。

んで、2軍チームが決定したとき、それまでいなかった4年生の女子が2人、
新規加入を果たしたのですよね。

6年生も所属する2軍に加入するということは、4年生と言えども「未来の
1軍候補」としての抜擢でもあります。

とはいえそこは4年生。
身体もひときわ小さく、スピードも6年生に比べると劣ることは否めない。

本人たちも最初はその辺を気にしていたようだけど、2軍の子たちは皆
優しくてな!
長男も含めなんだけど、あんまり他人に何かを求めないというか、何か厳しく
言うこともなければ、ミスを咎めることをしないんだよね。

結果、2軍が発足してまだ1ヶ月足らずなんだけれど6年も5年も4年生も、
臆することなくお互いの意見を言うことができる、とっても雰囲気の良い
チームができてきているのです✨

比べるわけではないんだけれど(と言いつつ比べるんだけどw)そこへ
いくと1軍はやっぱり『勝つこと』『ひとつでも上の順位を目指すこと』を
求められるので、子どもたちがプレッシャーを感じているのは誰の目にも
明らかだし、今のところは正直それが良い方向に向かっているとは言い難い
状況で。

紅一点で1軍入りした5年生の女子は、2軍の女子たちがキャッキャウフフ
と楽しそうにしているのを横目で見てため息をつきながら「いいなぁ…
楽しそうで…」とか細い声で呟くっていう…。

せっかくだから1軍に選ばれたことを誉に思ってくれよ!と思うけれど、
実際ウチの息子も1軍入りするかどうかってときは結構ツラそうだったので
紅一点の気持ちも痛いほどよく分かるんだよな。

見ていて心が痛い。

1軍には「強くなりたい」「上手くなりたい」「少しでも上へ!!」と思って
いる子と、「1軍に選ばれたからには頑張るしかない…」っていうスタンスの
子がいて、何というかすでに軋轢も生まれているらしい。

1軍か2軍かのとき、ぶっちゃけわたしヘッドコーチに個人LINEで我が子を
2軍に仕向けるような発言を2回ほどしたのよね(笑)

ズルいかなとも思ったんだけど、ズルいことして1軍入りしようとしてるわけ
じゃないんで、まあいっかと(;^ω^)

そして、2軍のメンツの中にも本当は1軍に入りたかったって子もいるには
いて、でもまあそういう子は、何らかの形で自分を納得させるしかないと
思うんだけど、はた目からはちゃんと折り合いをつけてやっているように
見えてる。

結果、今すごく楽しそうにしていますよ。

あの、手前みそですが長男ありきの2軍です。
キャプテンていうのも去ることながら、チームいちの俊足っていうのは事実
なので、ウチの1軍にとっても、よそのチームにとっても脅威となっている
のは明らかで、母としてはとても誇らしい気持ちでいっぱい。

1軍には、長男とあまり変わらないスピードで走る子もいるにはいるけれど、
2軍の中では群を抜いて速いので、チームメイトは何とかしてパスを長男に
つなげようと必死で作戦を練ってくれるのです。

1軍的には、長男の走力は欲しかったはずなんだけど、いかんせん1軍で
やっていけるメンタルがなかったですね(;^ω^)
自信は持てないし、声を出す子じゃないからパスはなかなか回ってこないし、
どんなに速くたってそれを生かせるチームじゃなかったのよね。

いやそれは良し悪しではなくて。
チームカラーというかね。

反面、2軍は長男を中心に作戦を立ててくれているような状況なので、息子
としてはそれが楽しくて仕方がないんだと思うんです。

「オレの仕事は走ること。走って敵に追いつくこと、敵に追いつかれないこと」

というシンプルなことに専念できるというか。
シンプルな脳筋タイプ♪

「あ!味方が抜かれた!ヤバイ!点取られる!」

っていう場面で、全くの逆サイドから猛追をかけて何なら追いついちゃって
相手の得点を阻止!!っていう場面が今まで何度あったか分からない。

それと、最終的に長男にパスが回って一旦敵を抜くことができたが最後、
得点確実!ていう空気な(笑)

しかしながら長男の良いところは、それを決して自慢げにしないところじゃ
ないかなと思ってる。

オレにパス回せよとかなんでオレに回さねーんだとか、そういう発言は
一切しない子なのでね。

その代わり、作戦立てるってこともなければリーダーシップとか統率力とか
そういったもんも、無い(笑)

周囲が一所懸命になって、「アイツにパスを回すには!!」という議題で
盛り上がる中、1人輪から外れてボケーとしてるなんてこともある。

母としては「オイオイオイ( `ー´)ノ」と思うけれど。
お前が中心にならんでどうするんじゃい!と思うけれど。

そしてきっと、もっと強いチームと当たるようになって、長男の動きが封じ
られるようになってくると勝てなくなるっていう壁にもぶち当たるのかも
しれんけどな。

企業スポンサーのついた大きな大会が軒並み中止になる中、近隣の学校同士
でやってる分にはだんだんと“強めのチーム”くらいの位置づけにはなって
きたのではないかなと。

先日の練習試合の決勝戦は、ウチの1軍 VS 2軍でしたしね。
結果は負けてしまったんですけど、へっぽこチームだったときのような
どうにもなんない手の付けようのない負け方ではなくて、次への課題が
見つかるような、希望の見える負け方だったので、まあ良しとするかと。

逆に1軍的には「2軍のミスで取れた点で勝っただけ」という感覚の試合
だったんじゃないかなと。

特筆すべきは、練習試合に参加していたよそのチームのコーチが決勝戦を
見ていて、2軍を1軍だと思ったと言っていたと、あとから聞いてとっても
うれしく思いました✨

プレーがどうのというより、頭ひとつ抜けて背が高いのが息子なのでね。
それも理由のひとつかと。

とはいえあんまりに弱かったら1軍に間違われるなんてことありませんからぁ!
ここはポジティブに受け取っておきます。

先ほども言った4年生女子の存在。
これが、へっぽこだった6年生男子をちょっとシッカリさせてくれるスパイス
になってるんですよね。

彼女たち、可愛いし何より一生懸命でとっても健気!!
4年生の彼女たちには、“3~4年生のカテゴリーでやる”という選択肢も
あったのだけど、2人とも
「強いチームとやりたい。上のチームに入りたい」
と言ってくれて、加入が決定しました。

おかーさん、嬉しすぎる…(´;ω;`)

そんな一生懸命な子たちに、恥ずかしいプレー見せられないじゃないですか。
やっぱりそこら辺は、へっぽこだった6年男子も感じたみたいで、俄然
ヤル気も出てきたように見えます。

でも女子ってシッカリしてるんだよな~。
2軍は、6年男子3人と、456年女子4人の合計7人で構成されてる
んだけど、実質的な司令塔とかリーダーシップあるのは女子の方ですよ(笑)

そこに、うまいこと優し気な6年男子が乗っからせてもらってる感じ。
善き光景です✨

おかーさんは、今とても楽しい!!



...




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