テレビザッキ
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メモ
| 2004年02月23日(月) |
白い巨塔、めちゃイケ |
●白い巨塔 里見って「正しい人」なのかもしれないけど、なんか一本筋が通った感じがしない。さりげなく、でもしっかりと状況をかきまわしてたなー、今回も。なんだかね、な男。財前は亡霊に怯えるという人間らしさが描かれてた。このドラマ、前作は全く知らないけど今回のは財前が悪、里見が善ていうはっきりした区別じゃなくて「どんな人間にも善と悪は共存してる」というのを前提に描いてあるのかも。
あと、怯え研修医伊藤のオモロいくらいの怯えっぱなし&震えっぱなしっぷりと、取って付けたように出てきた三浦恵理子のキャバ嬢っぷりに笑った。
●めちゃイケ 笑わず嫌い王決定戦の後半戦。出演はペナルティ、アンタッチャブル、ネゴシックス、木村祐一、レギュラー。
ペナルティ、ネタをまともに見たのは殆ど初めて。面白かったわー。5年くらい前かなぁ、ロンブーとかと準深夜の時間帯にレギュラー持っててその番組はちょくちょく見てたんだけど、今回見てかなり路線変更したなって感じた。勿論いい方に。独自の味や雰囲気のないコンビ、という印象だったのに。「ヨゴレになっちゃいました」ってナイス。
ネゴシックス、独特の味。ネタ自体を見ると特に斬新とか着眼点が凄いとかいうわけではないんだけど、彼の方言や雰囲気込みでの面白さというか。独自の雰囲気を持つ芸人は好き。彼の場合漫談といいつつ、アイテムを使ったツッコミ芸なのでピン、ツッコミ、絵などのアイテム使用という点ではジャンルが陣内智則と少しかぶるかも。ネゴシックスはキレツッコミだけど。もっとネタ見てみたい。
木村祐一は写術。スカパーで一度見たけど、劇場のような閉じられた場所で見るとジワジワ、じっくり面白い芸って気がする。勿論今回は今回で面白かったけど。
レギュラーは久しぶりに「あるある探検隊」。自分はこのネタよりもグダグダに近い普通の漫才の方が好きだけれど。彼らの芸風って「チョケてる」という言葉(関西弁でふざけてる、の意。でも「ふざけてる」よりも愛がある感じ)が一番しっくり来る気がする。一時期ほどの追い風は吹いてない気が最近はしてたけど、これからも変に器用にならず、自分達の味と面白いと思う事を追求してって欲しいなぁと思う。ラスト「OH MY LITTLE GIRL」熱唱、オールザッツ再び。笑った。品川さんとのWボウズで。松本くんのあの無意味で完璧な歌唱力は上手いを通り越してオモロい。歌声の甘さが。
この企画のゲストは添え物みたいなものなので別に誰でもいいと言えばいいんだけど(実際ゲストが出演する芸人を選んでるわけでもないだろうし)、和田アキコは鬱陶し指数高かった。「私お笑いに厳しいからね」という言葉をはじめ、笑いの門外漢の彼女が芸人にダメ出しをすることの与えるげんなりさ&「オマエが言うな」感。
チズ
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