優柔不断日記

2005年01月24日(月) 自分を騙せるか

今の時期は卒業のための修士論文を書いております。
ので結構忙しいのです。
内容ははっきり言って失敗です。例えると・・・

「どこでもドア」が欲しいから適当にドアを作って見たけど、くぐってみてもやっぱりどこにも行けなかった。「どこでもドア」を作るのにはまず最初に原理を知ることが大事だから、「通り抜けフープ」の原理を調べてみよう。う〜ん、難しい・・・
<終わり>

見たいな感じです。アリエナイ例ですが、自分なりにはかなり的を得た例だと思っとります。「どこでもドア」がいつの間にか「通り抜けフープ」になってる辺りが・・ね

しかぁし、ここで考える。もし論文が成功したとしよう。僕が得る物はなんなのか?当然論文は失敗よりも書きやすく、悩まずにかけるだろう。また教授の信頼も上がるだろう。しかし教授の信頼が上がったところでもう卒業するのだし、正直そんなものは要らない。

成功によって得られるものは「地位」、「名声」や「お金」だろう。このうち学生のうちに得る価値のあるものなどない、と思う。唯一の「お金」に関しては学生のうちはもらえないし・・

逆に失敗によって得られるものはなんだろう?失敗によって論文は非常に書きにくい物になったが、失敗から学んだ事、またはその対策などを考える事により物事を多角的に考えることが出来るようになるだろう。また失敗の原因を考える事で次回からは同じ過ちを犯しにくくなるだろう。さらにこの失敗により「次こそは!」と言う気持ちも生まれる。

失敗から得られることは、すべて次回に繋がる事であり、まさに学生の本分である「成長」ではないだろうか。
学生のうちは成功によって得る物はなく、失敗によって得る物は多い。

よって学生のうちはどんどん失敗するべきなのである。



と、言ってますがどうでしょう?



[やる気]<無い袖は振れんって!!!



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