天の点検日記と同文
かかりつけの獣医さんからMRI検査をするのに大学の 病院を紹介されて予約が7日に取れて行って来ました。
かかりつけの獣医さんからレントゲンを見て 手術しなければ下半身が麻痺するような事を言われていたので 夫とも色々話し合って、情報も沢山戴いて・・・ もし、手術と言われたらお願いする覚悟の上で出かけました。
車を長い運転が使えないので天をバリケンに入れて近くの駅まで 73歳の父の車で送ってもらいました。 父も風邪を引いて寝込んでるところ、駅まで2キロ近くあるので お願いしたの、退院する時は1時間くらいでいけるみたいなので 父に運転手をお願いするつもりです。
乗換えが1回・・ 通勤ラッシュと合うと沢山の人の迷惑になるので朝6時に出発。 電車の中で7時半を迎える頃、車内が渋滞してきて・・・ 「すみません」って周りの人にお詫びした・・
大学病院の駅で降りると・・・・ エスカレーターやエレベーターがなく、階段を必死の思いで 黙々と上り下りしてると、6人の方がそれぞれに 「大変ですね、手伝います」と声をかけてくださった。 通勤通学の忙しい中、本当にありがとうございます。 「大丈夫です」てご丁寧にお断りして・・・20代半ばの男性・・ 高校生の男の子。。。20歳前後の女の子・・ 忙しいのに本当にありがとう。
階段を降りるときに「手伝います」と一言で私の返事も聞かずに 天が入ってる20キロ以上あるバリケンを片手で軽々持ち上げて 階段の下まで運んでくださった、20代後半の男性の方・・・ 本当にありがとうございます。
こんなにも沢山の優しい方の思いにふれる事ができて本当に嬉しいです。
診察は9時半から始まるのだけど、まだ8時だというのに 院内には天を含めて4人の外来患者さんがロビーにいました。
院内で
10時に天が呼ばれて先生に診ていただいた。 レントゲンの結果、MRIを撮らない事にははっきり断定は 出来ないけど、「おそらく椎間板ヘルニアで神経を圧迫している」って 先生が、MRIの結果、「手術が必要だとわかったらそのまま手術する 覚悟は出来ていますか」っておっしゃったので、 「手術をしなければこの先どういう風になるの」か、尋ねました。
手術をすることのメリットは「痛みをとる」 「70%の確立で元通りにあるけるようになる」 手術をしなければ「この状態がずっと続くか、あるいは酷くなるか」と・・
10時に呼ばれた時に、研修医さんに院内の奥に連れて行かれる天。 MRIは外来患者さんの診療が終わって手術がこのまま入れる時間帯に することになったので5時過ぎにMRI検査でした。
手術の中でのリスクは何千頭の1か1万頭の1の割合で麻酔が合わなくて 目が覚めないケースがあることと、執刀医の自分が失敗しなければ・・・ そのようなことを話されたの。
MRIの画像・・・ (夫も風邪で具合が悪くて夫に見せるのに撮影の許可をもらいました)
神経がグレーの長い筋です。 丸で囲んだ所にすじを圧迫している黒い突起がみえますか? それが天を苦しめてた物体です。
全身麻酔が掛かってる状態なので直ぐ手術に入るということでしした。
執刀医のK先生は笑顔の素敵な私と同年代の先生ですが 『太い血管が通ってるんですが見えないので万一傷つけて出血する事も ありますが、おさえると直ぐ止りますので大丈夫です。 私が失敗しない限りは70%の確立でよくなります。 心配なのは麻酔の異常で万一ってことがありますから」
ってニコニコ笑顔で話されるんだけど、なんか哀しくなって 今まで我慢してたのに、涙がでてしまって、先生に 「元気に生きて痛いのがなくなって戻ってきてくれればそれでいいです」 よろしくお願いしますといって診察室を出ました。
手術は1時間少しかかるとおっしゃっていて・・・ 「どうしますか」と聞かれたので、 天が麻酔から覚醒するのを待ってから帰宅しますとつたえました。
病室のロビーで1人で待ってると、入院してるわんこの鳴き声が聞こえて 不安で、不安で・・・
凄く長く感じた・・・
時計が20時近くに先生から呼ばれて・・・・
病室に行くと天が診察台の上にいて・・・ 目がもうろうとして、ベロが半分出ていて・・・・ 完全に麻酔から覚めてないけど、生命の危険がないことがわかった。
「がんばったね、天。頑張ったね・・・」 私の声がまだ聞こえない感じだったけど、手を顔と頭とお尻を 撫でて、先生にお礼を言って病室をあとにしました。
病室のドアが硝子が入っていてそこから中が覗けるの・・・ 天が気になって、出たあとも病室を覗いて・・・・
天をカメラにおさめて、帰りの電車の中で ずっと天を写したカメラを握り締めて、元気になってお家に帰ろうねって ずっと祈ってました。。。。
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