うららか雑記帳
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【画像】 白い彼岸花の花言葉 「また会う日を楽しみに」「想うはあなた」
お墓参りに行ってきました。 本当は先週末にでもお墓の掃除を手伝うべきだったんですが、いつもついつい母に任せきりにしてしまって。 同じ市内とはいえ離れて暮らしているのだから、こちらから気がついて一緒に行くよと申し出なきゃいけないのに。 申し訳ないや。 こういう年中行事、今まで本当にのほほんと他人事みたいに過ごしてきてしまったから、せめてこれから少しずつでも見覚えていかなくちゃいけないなと思ってます。 お盆のお供え物とか、お正月飾りなんかも。
我が家は田舎の農家、いわゆる本家というやつです。 長男または第一子が継いできた家、土地、田畑、そしてお墓。 いや別にそんな良い家ってわけじゃ全然ないんですけどね! 田んぼや山も買い手がつかないと分かりきっているからそのまま所有しているだけで、もし買ってくれる人がいたら売り渡すんじゃないかな。 まあ、地方の田舎によくある家です。
でも墓地に思ったよりも古い墓石がありましたよ。 墓石に刻まれた文字が読めなくなってしまっているものが多い中、『文化』『安政』『天保』といった年号の日付が没年として刻まれているものも。 文化というと1800年代初め。日本でいうと間宮林蔵や伊能忠敬が活躍した頃のようです。 幕末よりももう少し前の時代ですね。 世界史的にはトラファルガーの海戦や神聖ローマ帝国の滅亡あたり。
その頃から続いてきた田んぼが私の代で途絶えるとなると、さすがに心苦しく感じますね……。 ご先祖様ごめんなさい。
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