うららか雑記帳
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2008年06月24日(火) 遙か3プレイレポNo.27:仲間、異邦の神、新たなる序章


頼朝夫婦に捕らえられ、九郎さんを想いながら「逃げて、生きて」という願いを込めて舞い歌った望美ちゃん。
そして、仲間のバックアップを得て、危険を顧みず単独で舞台上の望美ちゃんを取り戻しに現れた九郎さん。
兄弟の間で展開される熾烈な睨み合い。

頼朝 「源氏の統制を乱す行いは許さぬ。これは源氏の棟梁の命だ」
九郎 「ならば、俺は源氏を捨てる!」

兄上と共にこの世界に平穏な治世を取り戻すことが自分の夢だ、と。
源氏の一員として、兄上の力になることが夢であり、誇りでもあるのだと、そう言って実際に実行し続けてきた九郎さんが……!!
とてつもなく重い台詞ですね。ぐっときました。
彼の中で望美ちゃんがこれほどまでに大きな存在となっていたのかと思うと、もうたまりませんね。
兄との決別。源氏との、将という立場との、決別。
そうか、終章のタイトルはこういうことだったのか!
もうここらへん、感情移入しすぎて胸が痛くて半分悶絶してましたよー。
だから再度アニメムービーが始まったときは、がくぅっと力が抜けてしまいましたってば(苦笑)

九郎さんが望美ちゃんの腕を引き寄せ、お姫様だっこをする→跳躍して御家人衆の人垣を脱出

たったこれだけを切り取ってアニメにするその意図、制作スタッフさんに小一時間ほど問い詰めたい(笑)
どうせならお姫様抱っこじゃなくて、武器を携えて突破しようとする図だったらよかったのに。
望美ちゃんは刀を取り上げられてしまっただろうから、舞扇を構えて。いかにも九郎×望美のイベントらしい絵になると思うんだけどなぁ。

望美 「本当によかったの?」
九郎 「後悔するくらいなら、始めから口にしないさ。今、俺にとって一番大切なのはお前だ」

ええ。この台詞、真顔ですから。
赤面でも照れ隠しで怒り気味でもない、真顔。
言われた望美ちゃんのほうが顔から火を出してそうだ。
このギャップは反則だよ御曹司。普段あれだけすぐ真っ赤になるくせに!(笑)


そんなラブい雰囲気もありつつ、鎌倉の北東、朝夷奈(あさひな)というところから北を目指すことになりました。
六浦へ通じている、金沢街道が通る要所だそうです。
ここで白龍、朔ちゃん、敦盛君、譲君と合流。他の皆は陽動作戦で動いてくれているとのこと。

……おや?
望美ちゃんが牢に捕らえられていたように、皆も頼朝配下に捕まっていたんじゃなかったのかな?
と思ったら、きちんと説明が入りました。
九郎さんたちは腰越に拘留されていたのですが、頼朝が望美を呼んだと聞いてじっとしていられずに、景時さんが一芝居うって協力して逃げたのだそうな。
景時さんも苦労が多い立ち位置ですよね。誰にも相談できない苦悩がいっぱいありそう。ひょっとして胃痛持ちだったりして?

話をしているうちにリズ先生、ヒノエ君、弁慶さんが合流。
そうね、ゆっくりしてはいられませんからね。
朝夷奈は鎌倉へ出入りする要所です。見張りがいないわけがありません。
しかし一同の緊張を裏切って現れたのは、頼朝の手勢ではなく……なんと将臣君ではありませんか!
ちょっ、南の島に逃げたはずなのに何故ここに!?
還内府が鎌倉に近づくなんて無謀もいいとこじゃないの!?

青龍コンビのツーショットに 大 興 奮 (笑)
どうやら将臣君は、望美ちゃんが頼朝に捕まったと聞いて助太刀に来てくれた様子。見張りはあらかじめ倒しておいてくれたそうです。
壇ノ浦で九郎さんが見逃してくれたおかげで、平家は無事に南の島に逃げ延びることができた。これはその恩返しなのだ、と。
さっすが兄貴!
ほんっとにアンタ男前ですね!

感涙にむせぶプレイヤーをよそに、将臣君は「頼朝の本当の力は御家人衆じゃない。荼吉尼天という異国の神だ」と語り始めました。
なになに、この終盤になって新事実発覚?
その荼吉尼天とは、隠れ里稲荷の神であり、怨霊を食らって己の力とする異国の神──とのこと。
なんでも、頼朝が決起した最初の戦、石橋山の戦いでもその力が使われたのだとか。景時さんはこれが怖ろしくて平家から源氏に寝返ったのだそうです。

うーん?
荼吉尼天とやらの存在は確定的ですね。
あっ、そうだ、いつぞやの謁見のとき、頼朝が時間の流れをとめた事件がありましたっけか!
そうか、きっとアレも荼吉尼天の加護だったんでしょうね。なるほどなるほど。


……と、そこへ上品な女性の声が割り込んできました。
綺麗な声だけどあんまり聞きたくないですよ。先回りしていたらしい北条政子です。
さっきまで頼朝と一緒に望美ちゃんの舞を見ていたはずなのに。何を考えているのかさっぱり読めませんね。
つくづく怖い人だなぁ。笑顔の下の腹黒算段で弁慶さんとタメ張れますよ。

彼女はやはり、夫である頼朝の意に背く一行を許せないようです。
「あの人の味方は私だけですもの」と、周りが敵ばかりだったという頼朝の過去語りを始めました。

「平家も源氏も、あの方にとっては己を縛る忌まわしきもの」
「頼るものすら何一つ持たない心細さ、遠い異国に流されたわたくしには分かる」
「なお縛る源氏の血を憎み、それに打ち勝つには、源氏の棟梁としてこの国を治めることだけ」

……こんな背景があったのですね。
展開としてはやや唐突かもしれないけど、頼朝サイドの心情的が、ここにきてようやく伝わってきます。
頼朝も、ただの冷血漢というわけではなかったのです。己を縛るものから抜け出そうと、もがいて戦って、結果的に冷徹なまでの振る舞いを見せるだけで。
『源氏の棟梁』として一国を治めることで、全身に絡みつくたくさんのしがらみを克服できる。そう考えているのでしょう。

とはいえ、望美ちゃんと九郎さんもここで引き下がるわけにはいきません。
荼吉尼天と融合していた政子を相手に、ラストバトル(たぶん)開始です。


五行の理を乱し、妄執や悲しみを抱えた怨霊。
その怨霊を食らって力とする異国の神、荼吉尼天。

そもそも荼吉尼天とはどんな神様なのでしょうか。wikiってみると、こんなデータが載ってました。

荼吉尼天(だきにてん)
仏教の神。
インドの魔女で、白い狐にのり、人間の肝を食用としていたが、大日如来の力で折伏されて、仏法を守る諸天の一員になった。
平清盛や後醍醐天皇などが荼吉尼天の修法を行っていたことでも知られ、『源平盛衰記』には平清盛はこの修法を途中で止めた旨が記されている。
しかし、この尊天は祀るのが非常に難しく、一度祀ると自分の命と引きかえに最後までその信仰を受持することが必須とされ、もしその約束を破ると、その修法を止めた途端に没落する、あるいは災禍がもたらされるとも考えられている。
したがって、これは外法として考えられ忌まれる信仰でもあった。


ふむふむ。創作かと思いきや、史実ネタをピックアップして展開させたもののようです。
歴史上の北条政子が外国にいたことがあるかどうかは知りませんが、遙か3の政子は、きっと流された先で荼吉尼天に憑かれたのですね(悪霊扱い!?)
しかし、すでにけっこうな強さに育っている神子と九郎さんの敵ではありません。全体攻撃に少々どきっとさせられましたが、苦戦することもなく戦闘終了。

九郎 「さようなら……兄上、政子様。俺は望美とともに行く」

神子と八葉、そして望美ちゃんと九郎さんの絆の強さに打たれた政子は、しおらしく逆鱗を返してくれました。
さあ、もはや一行が鎌倉を出るにあたり障害は何もありません。

望美 「これで全部終わったのかな?」
九郎 「いや……終わりじゃない」
望美 「まだ、何かと戦ったりしなくちゃいけないの?」
九郎 「あわてるな、そうじゃない。鎌倉から出ていく障害はもうないだろう」
望美 「だったら何が残ってるの?」
九郎 「い……いや、俺が言いたいのは「終わり」じゃないってことだ。
これから……ここから俺たちの未来が開けるんだ」

望美 「九郎さん……」

お約束かつ感動的な会話のあと、曲が流れ始めました。
ついにEDですよ!
九郎×望美なスチルが順に流れて、いかにも『思い出のアルバム』的な演出です。
歌は、これはダブル白龍かな。『運命の鼓動よ』というタイトル。小さい白龍が懐かしいっ。

そして……

逆鱗を使って現代へと戻ってきた望美ちゃん。
その隣には、かつて戦場で肩を並べた源氏の御曹司、九郎さんの姿がありました。
「今度は私があの人の力になりたい」と言う望美ちゃんのモノローグにきゅんきゅんノックアウトです!
あかねちゃんも可愛くて好きだけど、やっぱり望美ちゃんが一等素敵。物語的にもゲームシステム的にも、存在感が段違いだし。大好きです。

EDスチルはデートの一場面でしょうか。
現代の衣装を身にまとった九郎さんが、ことのほか柔らかい表情をしているのが嬉しいですね。
締めは九郎さんのモノローグ。


自分に、こんな生き方があるとは思ってもいなかった。
ずっと源氏で、兄に認められるのに精一杯で……。
源氏ではない、なにものでもない自分がここにいることに、時に迷いもある。
だが、こうして源氏を捨てても、俺は俺でいられる。
お前ののんきな微笑みに救われ、この世界でお前と共にいることが正しいのだと確信できる。
だから、その……ずっと離れずに傍にいてくれるか?
不安ではなく、幸せを増やしていきたいんだ。……お前と一緒に。


地青龍恋愛ルート、これにて完。

ゲームを終えたあと、ED後の妄想が頭の中で果てしなく増殖していったのは、語るまでもないことでございます(笑)
九郎さんはとりあえず有川家に居候してるんですかねー?
望美ちゃんと些細なことでケンカして、将臣君に笑われたり譲君に呆れられたりしてるんだろうなぁ。楽しそう♪
九郎さんは現代で少しは髪を切るんだろうなーとか、望美ちゃんが九郎さんの髪を梳きたがったり、髪を梳かれているうちに九郎さんが眠ってしまったり、その膝に白いにゃんこがいたりすると良いなー、とか。諸々。妄想無限大です。

九郎さんの不器用な優しさと、望美ちゃんのしなやかな強さ。お互いまっすぐで、純粋で。
悲しみと葛藤を乗り越えて隣で生きていくことを選んだ二人には、これからずっと幸せに、ケンカしたり仲直りしたりしつつ仲良く日々を過ごしてほしいです。
九郎さんは八葉の中でも特に現代に馴染むのが大変そうな感じがするけど、そこは望美ちゃんたちのフォローで。
ほんと、しみじみしちゃいますねぇ。
最初は「龍神の神子なんて御伽噺じゃないのか」とか言ってたし、なかなか従軍許可も出してくれなかったし、物言いが頭ごなしで印象悪かったんですけどね。
神子と八葉であり、戦友でもある。方便の許婚から、いつしか本当の許婚になって。
あー、いいなぁツボだなぁ、九郎さんと望美ちゃんのカップルvv
攻略に時間がかかったぶん、相当がっつり味わわせていただきました。ご満悦です。ぐふふふふー。


さて、以上を持ちまして遙か3のプレイレポを終了させていただきます。
引き続きゲームを続けますので、レポではなくて簡単な箇条書き感想とかなら、今後もちまちまと書くかもしれません。
日数空きまくりの偏ったレポにお付き合いくださった皆様、どうもありがとうございました!



>>>遙か3プレイレポ:終わり


浜月まお |HomePage

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