うららか雑記帳
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2008年03月24日(月) 遙か3プレイレポNo.19:穏健派な経正さん


三草川で敦盛君を拾いました!(そんな意気揚々と報告するようなことでは……)
助けたんでなく、拾ったのです。だって道端に転がってたんだし、攻略本にも<敦盛を拾う>って書いてあるしネッ!
しっかし彼ほどの身分の子を戦場で放置とは、惟盛が連れてきた部隊は怨霊しかいなかったんでしょうね。怨霊部隊の中に一人だけ人間が混じっていたもんだから、源氏軍は「アイツが怨霊を操っているんだ!」と一斉攻撃したのかもしれません。痛々しい様子です。

望美ちゃんの発言によって、山ノ口のほうが空っぽの陣で、本物の平家の陣は鹿野口にあると突き止めた源氏軍。
三草山を越えて鹿野口を攻めようとしたのですが、山頂で突如炎が上がって混乱状態に。
この火攻めは還内府の采配によるものでした。山頂で源氏を足止めして、それで引き上げてくれればいいという思いから出た方策のようです。
山ノ口の偽陣を見破ったことによって、たしかに展開に変化が見られますね。

平家の本陣にいるのは、還内府こと将臣君。そして敦盛君の兄である経正さん。
現代から時空を超えてやって来た将臣君は、経正さん相手にインパクトとかダミーといったカタカナ語を普通に使ってますけど、経正さんがいちいち問い返さないあたり、こういう将臣君の喋りくちにすっかり馴染んでいるようですね。
二人のやりとりを見る限り、経正さんは将臣君のことを平家の棟梁と認めて敬意を抱いている様子です。
経正さんにとって、本物の平重盛はイトコにあたります。亡くなったイトコによく似ているけれども全くの別人、しかも異世界から迷い込んできた将臣君を、黄泉帰った重盛(還内府)として扱うことについて、当初は少なからず抵抗感があったでしょう。それでもここまで信頼関係を築いているところを見ると、彼らが共に過ごした三年という月日は決して短くなかったのだろうなと推察されますね。
後白河院が雨乞いの儀式を頻繁に行っていたことを将臣君が知っているのだから、平家が京を追われて福原に落ち着いたのも、その三年の間の出来事と思われます。
将臣君は平家に恩義を感じているし、経正さんをはじめ安徳天皇や二位ノ尼といった平家の主だった面々は、将臣君を頼って信じている。その絆は深く、もうすでに切り離せないものになっている様子が窺えました。

とはいえ平家の中にも将臣君に反発する輩がいるようですね。平惟盛。清盛の孫にして重盛の子、ナルシーな雅び男君です。
まあ、どこの馬の骨とも知れない男が自分の父の名で平家を仕切っているわけだから、なんとなくその心情も分かるような気はしますが。
それにしてもこの惟盛という奴はろくなことをしませんね。「あなたの立てた作戦など、田舎侍に見破られて当然でしょう」と将臣君に悪態をついたり、戦場に怨霊部隊を置き去りにして一人だけ帰ってきたり。それを咎められれば「あなた方の嫌いな怨霊がいくら傷ついてもかまわないでしょう」ときたもんだ。歪んでますねえ。
そして、きわめつけが敦盛君の件。
「敦盛もそろそろ初陣を飾りたい年頃だと思って誘ってやった」「戦場に連れてきたが姿を見失った」「今頃は本性を露にして奮戦していることでしょう」「いつまでも守られてばかりの子どもでは困ります」って……!
当然ながら動揺する経正さん。
結局、経正さんに本陣を任せて将臣君が兵を迎えに行くことになりました。まったく苦労が多いことですね。
というか敦盛君の『本性』ってなんだろう。猫をかぶっているわけでもあるまいに?
「あなた方の嫌いな〜」という台詞は、惟盛自身が怨霊であることを考えると、ちょっと違った意味合いを帯びてくるかもしれません。生きている将臣君や経正さんとの隔たりを、惟盛なりに感じているのかなぁ……。

燃え盛る三草山の山頂では、源氏軍がなんとかして炎を突破しようと手を尽くしています。
しかし後続の部隊が火に囲まれたことによって、いま平家に攻められたら仲間の救出と防衛の両方を先行部隊がやらなければならない、という切迫した状況に陥ってしまいました。
もしそうなったら全滅は必至。だから今できることは、前に進んで敵を討つことだけ。
軍師である弁慶さんは「先へ進むべきだ」とはっきり主張しました。それはつまり、火に囲まれた味方を見捨てるということです。
そ、そんな。いやだー。すごく後味が悪いじゃないですかっ。
このゲームって本当に、シビアというか厳しいというか、思わず真剣に考えさせられる選択を迫ってきますね。時折しんどくなりますよ。
望美ちゃんは嫌がりましたが、白龍の力が及ばず雨を降らせることが叶わない以上、燃え広がる火を消すことは誰にもできません。

弁慶「誰も悪くないんですよ。だから、彼らが自分で逃げ出せると信じましょう。僕たちは、僕たちのできることをするしかないんです」
九郎「納得できなくとも、やるしかないんだ」

過酷な運命を変えたくて時空を超えたのに、少し流れを変えたことによって、こんなところでさらに辛い展開になるなんて……(泣)


断腸の思いで山を越えて鹿野口へ辿り着くと、還内府から軍を託された経正さんが眼前に立ちふさがります。

望美「分かりあうことはできないの?」
経正「退いてもらえないなら戦うしかありません」
望美「九郎さん、撤退してはいけませんか?」
九郎「敵を前にして戦わないなど!」
弁慶「もともとこれは平家が京へ攻め上がるのを止めるための戦。互いに退くなら目的を達せられます」
景時「火攻めで兵を失っているし、ここで退くのも悪くないと思うよ」
経正「私たちも無闇に戦いたいわけではないのです」

経正さんを信じて、双方撤退という形になりました。「帰り道に気をつけて」と忠告してくれるなんて、優しいですよね、経正さん。
でも、なんだか腑に落ちないなー。
平家が三草山に兵を集めて京へ攻め込んでこようとしていた。源氏はそれを阻止するために攻めに出て、三草山へ来たわけでしょう?
源氏側はともかく、平家側はここで撤退する動機に欠けるような気がするんですけど、どうなんでしょうか。
兵を集めたってことは戦を仕掛ける気だったんだろうし、いくらダミーの陣を見破られた上に惟盛が勝手をして軍に乱れが出たとはいえ、ずいぶんと弱腰ですよね。
将臣君は「福原の喉元まで攻めてこられた以上は戦うしかない」みたいなことを言っていましたが、平家側は源氏が攻勢に出ると予想していなかったのかな? 兵を集めた段階で、源氏を牽制するなんらかの策を講じていてもよさそうなものなのに。相手が退くならこちらも退く、なんて後手後手もいいところじゃないですか。
将臣君が後白河院にした『頼み事』って、結局なんだったのでしょうか。この三草山の戦いとは関係ないのかな?


引き返した三草川には、戦闘の痕跡がありました。
ここで巨大な怨霊が暴れていたのだそうです。でも突然逃げ出して姿を消したのだとか。
惟盛が置き去りにした怨霊ですかねぇ。逃げて行方知れずの怨霊……。これも一体なんの伏線だろう?

その近くで敦盛君を発見して、源氏の陣へ連れ帰る展開は1周目と同じです。
ただ弁慶さんが「看護を手伝いましょうか」と申し出てくれたのですが、攻略本を参考にしてお断りさせていただきました。

その晩は満月ということで、夢逢瀬。還内府の姿をした将臣君とお話をしました。
怨霊を使えば勝てると思い込んでいる奴が多いとか、そういう平家側のことを話してくれます。還内府だとは明かさず、情報通なんだよと自分で言っていました。


それからこの章で(私的に)一番印象深かったのは、なんといっても九郎さんのイベントですね。
敦盛君の処遇のことで言い争うのは1周目と同じなのですが、その後「ちょっと言い過ぎたかな」という選択肢が追加されたのでそれを選び、九郎さんと再びお話をしたのです。

九郎「お前のように怪我人をかばうのは正しいことなんだろう」

あらら。さっきまで頑なな態度だったくせに。

望美「九郎さんも、間違ってるわけじゃないですよね」

という返事をしたら、あんなに頑なだったくせに、って逆に言われちゃいました(笑)
その後、なぜあれほど強固に敦盛君のことを処断すると言い張ったのか、九郎さんが心情を語ってくれましたよ。

「俺は源氏の将だ。兵の命を預かっている以上、兵のことを第一に考えねばならない。
どんな勝ち戦でも兵はかならず死ぬ。だからこそ無駄死にをさせないのが……可能なかぎり兵を生かすよう力を尽くすのが将の務め。
そのためには、無用な危険は絶対に避けねばならん。時には情を捨てて非道にもならなければ、兵たちを守れない……。
残念だが、俺はお前とは違うってことだ」


生真面目で、まっすぐで、優しくて、ちょっと不器用な人ですね。
『自分はあくまでも鎌倉殿の名代であって、源氏の御大将は鎌倉殿ただひとり』という信念のもとスタンスを貫き、『兵たちを守る』なんていう考え方をする、そんな九郎さんだからこそ兵たちも命を託して全力でついていくのでしょう。
やっぱり九郎さん格好良い。
レポをお読みの方はとっくにお気づきでしょうけど、私、こういう人が大好きなんですよね。あからさまに贔屓したくなります(笑)
三草山で火攻めに遭って「恨むなら平家に欺かれた俺を責めろ」とか言い出した責任感の強さと内向的な脆さも含めて、なんだってこの人はこうツボをまんべんなく刺激してくれるのでしょうかねぇホントにもう!(知らんがな)

「……俺自身で選んだ道だ。くだらない愚痴を聞かせてしまったな。
……ありがとな。お前と話せて、少し気が楽になったようだ」


笑顔と共に絆の関を突破。
見られてよかったとしみじみ思うイベントでした。


丹波道で怨霊を封印し、敦盛君が平家を捨てて行動を共にすることになりました。絆の関、突破です。
これで三章はおしまい。次は四章、熊野行きですね。八葉が全員揃う貴重な一時を満喫するぞ〜♪


四章 熊野参詣(2周目)


三草山では双方矛を収めて撤退した源平ですが、敵対状況に変化があったわけではありません。
頼朝の方針はあくまでも「平家討つべし」。熊野水軍の助力を得るために熊野へ行け、と九郎さんに通達してきました。
熊野ではイベントがたくさんあったので、ざっくり箇条書きにします。


●将臣君と再会
まだ恩返しは片付いてないそうなのですが、本宮までは同行してくれることになりました。
「できるだけ早く片付ける」か……。
将臣君の恩返しって、やっぱり平家の復興なんでしょうね。将臣君は平家の行く末を(自分たちの世界の歴史で)知っているわけだから、何かしらの深慮遠謀があるのかもしれません。
絆の関を突破。
ところでこの突破時に画面の右上と左下から伸びる光の筋って、もしや相手キャラと望美ちゃんのイメージカラー?(今頃気づいたのか!!)

●有川兄弟と星の話をする
龍神温泉は三大美人温泉なのだそうです。は、入ってみたい!
蛍が飛び交う夏の夜、外をぶらぶら歩くご一行。和やかな一場面ですね。デネブとアルタイルとベガを結んだ夏の大三角形や、織姫と彦星の話をする幼馴染三人も、それぞれ穏やかな顔をしています。
『川を挟んで、渡ることができない恋人の物語』っていうフレーズ、示唆的というか意味深だなぁ……。
それから白龍によると、星の一族の力は神子の力とつながっているから、神子の力が高まれば譲君も気の流れが見えるようになるそうです。
でも譲君はわりと現実的。ないものねだりをするよりも、できることを努力するのだ、と言います。九郎さんや景時さんのような社会的地位を持たず、今この手にあるだけの力しかない、だから……というわけですね。
絆の関を突破。

●朔ちゃんの過去
龍神温泉は、大師様が龍王様の夢のお告げで開いた温泉なのだそうです。
朔ちゃんに「龍王や龍神の夢を見なかった?」と訊かれたので正直に「見てないよ」と答えたのですが、なんだか朔ちゃんはいつになく寂しげな様子。
「勝手に期待してしまっただけ」って、一体どういう意味なのでしょうか。明らかに態度が普段と違います。
実兄である景時さんに相談したのですが、口止めされているから喋るわけにはいかない、と言われてしまいました。
詳しい事情は分からないながら、朔ちゃんに何かがあったらしいことは確実ですね。もしや黒龍がらみ?

●ヒノエ君と出会う
一緒に行動してくれないわりには、あちこちで頻繁に出くわします。一緒に夕日を眺めたり、花の窟で舞を披露したり。
ヒノエ君って本当にフットワークがよくて口の上手い子だなぁ。

●特別な関係?
新熊野権現は熊野本宮の別宮格だそうなので、お参りをしようとする望美ちゃん。
願い事をするならお宝を奉納したほうがご利益があるかもね、とヒノエ君が言ったところ、九郎さんがどこからともなく笛を取り出して奉納してくれました。
院からの贈り物で、銘は「白竜」。九郎さんいわく「いただいたはいいが、笛の心得がないから持て余していた」。物言いはぶっきらぼうだけど優しいじゃないですか♪
そんな九郎さんを見て、ヒノエ君は、望美ちゃんと彼が特別な関係なのかと訊ねます。ちょっとキミ、核心を突くことをさらりと訊かないで!
許嫁だと答えたのは弁慶さん。お芝居の許婚設定は弁慶さんの中でまだ生きているようですね(笑)

●修行
潮岬を訪れ、熊野水軍の強さの理由に思いを馳せます。
強くなければ生きていけないから。仲間や家族を守るために自らを鍛える。
「大切な人たちをちゃんと守れる強さがほしい」
先生と修業をすることになり、結果、花断ちレベル5を習得。
「常に生きることを考えなさい。生き延びることを」という先生の言葉が重く響きます。

●白龍成長
1周目と同じ展開。大きくなった白龍にどぎまぎする望美ちゃんが可愛らしいです。
しかし、転んだ拍子にできた目元の傷を白龍が舐めてくれるスチル、あれは恥ずかしすぎるだろ! いくらヘッドフォンで音が漏れないようにしてたって、あのスチル表示中に誰か部屋に入ってきたらどーするんですかっ!(笑)
ついでに青年姿の白龍は胸板と腹筋が目立ちすぎだと思います。あのいたいけなちび白龍カムバック!(でも『このままでいいと思う』を選んじゃったよ)
絆の関を突破。

●怨霊退治
熊野川を氾濫させていた怨霊を退治して、本宮に行けるようになりました。
帰りは吉野を通るという将臣君に「一緒に帰れるといいね」と笑顔で言う望美ちゃんにときめき炸裂。可愛いなぁ。

●景時さんの発明品
陰陽術を応用した打ち上げ花火を発明したそうで、綺麗な花火を見せてくれました。
皆で花火を見上げる光景、なんだか胸にぐっときます。景時さんの笑顔を見ると泣きたくなってしまうのはなぜでしょうか。
景時さんは小さい頃から発明好きだったようです。銃から花火打ち上げるなんて斬新ですね。その銃も自分で発明したというのだから大したものですよ。
絆の関を突破。

●敦盛君と夜間デート
二人で那智の滝へ行きました。「陽の当たる場所は自分には相応しくない」とか吸血鬼みたいなことを言うもんだから、夜です。
望美ちゃんは元気のない敦盛君を気遣い、平家と戦うのが辛いだろうし、これ以上辛い思いをしてほしくないから無理しないでねと言うのですが、敦盛君は「私のことは気にしないでくれ。神子には神子の役割がある。その枷にはなりたくない」。
まだまだ心を開いてくれなくて寂しいですね。三草山で話をした経正さんが思い出されます。弟のこと、さぞ心配してるだろうなぁ。

●兄弟ゲンカ
有川兄弟が言い争うのですが、望美ちゃんの一喝で二人とも反省する様子が微笑ましかったです。
滝壺に落ちそうになったところを将臣君に助けられるスチル、お約束ですね。絆の関を突破。

●先生の目的
『人生の目的は人それぞれ』という話題を振られたとき、先生は答えてくれませんでした。
九郎さんは源氏のために戦ってくれている云々と力説していましたが、そういえば先生の目的とかって今まで直接はっきりと聞いたことがないような気がしますね。
「私は自分の意志でここにいる」と言っていた先生。その真意が明かされる日は遠いのでしょうか?


さて、熊野を堪能したことだし、ぼちぼち本宮へ行きますかね。



>>>次回へ続く


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