うららか雑記帳
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職場の階段にて。 見知らぬおじいちゃんに、ふと声をかけられました。
「ここは眺めがいいねぇ。あの鳥は鴨かな?」
うちの職場の階段は壁の部分が全面窓ガラスになっていて、階段を上り下りすると、すぐ傍を流れる川の様子がよく見えるのです。 おじいちゃんに倣って窓の外に目をやると、そこには確かに鳥の団体様が。川の流れに逆らったり身を委ねたりしながら、ゆったりまったりと泳ぐ鴨の群れでした。 実にうららかな光景です。
「はい、鴨ですねー」
なんとなく和んだ気持ちで答えた私に、おじいちゃんは重ねて訊きました。
「誰かが飼ってるんじゃないよね?」 「え。そう……ですね。違うと思いますよ」
だってどう見てもペットじゃないしね。 おじいちゃんはにっこり笑って言いました。
「じゃあ野良かぁ。野良鴨だね」
野良鴨……。 確かにペットじゃないだろうけど、なんかソレ違わないか!? ちょっと怯んだ私をよそに、おじいちゃんは満足げな微笑みを浮かべて階段を下りて行ってしまったのでした。
その後、上の会話を他課の先輩に話したら、一言コメント。
「野良鴨ってフェラガモに似てるね」
ああ、響きがね!(笑)
ペットでない自然界の生き物は『野生』動物ですよね。『野良』だと元は家畜っていうイメージが強くなっちゃうから。 おじいちゃんのほんわかムードに引き込まれて何も言えませんでしたよー。でも和みをありがとう!
──… * * * …──
今週中にお題小説を仕上げるつもりで頑張ります。 これから帰って手早くご飯とお風呂を済ませて、と。 まだ下書きが半分程度。まとまった時間がほしいよーぅ。
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