うららか雑記帳
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講談社文庫『源氏物語 第一巻』瀬戸内寂聴 訳
現代語訳なら私にも読める! というわけで、前々から一度くらい読んでみたいと思っていた『源氏物語』を少しずつ読んでいこうと思います。 後宮に使えている女房(女官)が語る話という設定で書かれているので、地の文は語り部である女房の言葉として、ですます調になっています。すごく新鮮に感じますね。 最初の『桐壺』の帖では、主人公である光源氏の両親のことがしっとり物悲しく描かれていて、ついついページをめくってしまいました。じっくり読み進めたいのにー。 巻末には系図や語句解釈がついていて、ちょっと疑問に思ってもすぐに調べられるのが嬉しいところ。 学がなくても、初心者でも読める。これは本当にありがたいことです。 携帯サイト出身の、若い作家さんが書いたポップで直接的な小説が、最近やけに本屋の軒先を占拠しているのも、その敷居の低さが受けているのかもしれませんね。 そういえば、綿矢りさ『インストール』だけはハードカバー本の発売直後に読んだんですけど、それ以降は新人作家さんの作品を全然読んでいないので、興味を惹かれるものがあったら買ってみようかなと思います。
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