うららか雑記帳
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| 2007年04月23日(月) |
独白 ※深刻系記事につき要注意 |
これから私は一通のメールを送る。 友人に──友人であり続けようと努めてきた、彼女に宛てて。
彼女をこれ以上追い込んでどうする、という声。 ここで言わなければこちらの心が壊れる、という声。
もう無理だ、もはやこれ以上は頑張れない、疲れた、虚しい、という悲鳴。 まだ大丈夫、彼女はあんなに反省している、信じよう、頑張ろう、まだ頑張れる、という気持ち。
ぐらぐらと揺れて、気分が悪くなる。 頭が割れそうに痛い。鎮痛薬なんて効きやしない。
メール、メール、メール。
これほど頻繁に彼女が夢に出てくるなんて、どう考えたっておかしい。 夢の中で私は何度も押し潰される。追いやられる。侵食される。首を絞められる。 これはレッドゾーンに足を踏み入れた状態だなと、自分でも漠然と分かる。 だって私の母も一時期ノイローゼだったから。 鏡に映った私の目は、あの頃の母そっくりだ。 底のない淵を覗いているような、怯えた眼差し。
投げつけられた罵り言葉が胸に突き刺さったまま、ひとかけらの労わりもなく書き綴ったこのメールは、きっと彼女の不安定極まりない心を打ち砕くだろう。
…………。
他の誰が彼女を責めても、私だけは誠意を持って向き合わねばならない。 そうする責任が、私にはある。 彼女だって私を頼ってくれている。私ならできるはず。 彼女とも、腹を割って話せば、きっと良い友達になれるはず。
そう思って、ここまでやってきた。 そして辿り着いた景色が、これだ。 血だらけになって呆然と立ち竦む、彼女と私の間の亀裂──。
悲劇のヒロイン気取りは私に相応しくない。 このままだとフェアじゃない。 だから、あえて、このメールを送る。
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