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| 2005年08月20日(土) | 犬猫は肉球で汗をかくのヨ |
＊猛暑
うだるような暑さが続いてます。浜月もぐったりしてますさ。
うちの地元では海水浴場が７カ所ほどありまして、週末の早朝は海岸清掃ボランティアなんかをやってるのですが、今朝も行ってきました〜。周辺をひととおり回り終える頃には汗だらだら、身体中の毛穴から汗がにじみ出ているかのような感覚を味わえます。でも朝陽を受けて輝く太平洋がとても清々しくて、ほんのり幸福気分になるんですよ。早起きは三文の得〜？
それにしてもゴミの多いこと。観光協会にビーチクリーン業務を委託していても、追いつかないほどの量です。お客さんが来るのはいいけど、もっと常識をもって海で遊んでほしいなあ。ビールの空き缶と花火の屑と枝豆の殻がまとめて砂浜に散らばっているのを目にすると、「こんなマナーの悪い客は要らん！」と思ってしまったり。子どもより大人の方が厄介なんですよね……遊泳禁止区域で泳ぐのも、密漁するのも、ゴミを平気で置いていくのもみんな大人。やるせないわ。
こちとら有休どころか夏休みもとれず、盆休みなんてものはハナっから存在せず、週末さえもろくに休めず職場と自宅を往復する毎日なので、遊びに来ているお客さんたちが羨ましいのかもしれませんが(笑)
＊地中海料理
地元にあるホテル＆ギャラリーに行ってきました。今度職場で納涼会がありまして、その候補として挙げられたお店の下見です。
外装からして異国情緒あふれる様子。アラビアン〜な匂いが濃厚でね。仕事帰りの自分の服装に思わず違和感を持ってしまうほど、遠い国の雰囲気に満ちていました。月夜の砂漠、白い長衣を纏ってラクダの背に──みたいなイメージね！(安直)
エジプト南部アスワン地方の家屋を模したレストランでは地中海風エジプト料理をいただきました。壁に飾ってあるものやテーブルの小物もエジプトちっく。『王家の紋章』を思い出したのは内緒よ(笑)
コース料理なので、一風変わったメニューを存分に楽しめます。ちゃんと日本人の舌に合うようにアレンジされてて、お店の方が一品ずつ食べ方や食材なんかを解説してくれるのもありがたい。エジプトの方ではハトをパイ包みにして食べるのね……。
ゆったりお食事をいただいた後は、エジプト風パティオで小休憩。椰子の木と鮮やかな赤い花、夜空には月、アラビアンティーを飲みながらしばしの語らい。室内の方の本棚には『千一夜物語』和訳が並んでて、激しく惹かれましたよぅ。ああ、なんかこう、外であんなにくつろいだのって久しぶり。贅沢なお時間でした……vv
ギャラリーでは、画家であるオーナーの方が描かれた油彩画やパピルス画を鑑賞して。本場で生活してた方なので、描かれる絵にも郷土への愛情が感じられるような気がします。あと民族衣装の貸し出しもやってたけど、さすがにそれは遠慮しときましたが(笑)
そんなこんなで満足感を抱えて帰宅して、その夜はいつになくぐっすり休めました。たまにはこういうのもいいね、ホント。
で、結論。すごく良いところだけどお料理に独特な香辛料が使われてて、特別職の方々のお口には合わないかもしれないので、今回は見送り。納涼会は別のお店で催されることに決まりました。残念だけど、ま、妥当な判断でしょう。カップルばっかりだったしね(笑)
気に入ったんで、いつか機会があったらまた行こうっと♪
＊独り言
期待される苦しさと、期待されない苦しさ。一体どっちの苦悩が深いのかな。
そいつは泥と埃にまみれていて、夜明けの雨に打たれたのか身体中が湿っていた。
あたしはあまりの汚さに目眩を覚え、アパートに着くなり風呂場へ放り込んだ。
夜のあたしを飾っていたピアスや指輪をひとつひとつ外して、今日１日ですっかり煙草臭くなってしまった仕事着──ブランドものの服を脱ぎ捨てる。