車のＣＭで、学芸会の主役なんだから急いで！　と子供を学校に送って行ったらクラス全員主役（桃太郎）だったというのを見ました。まあ、これはありえないとしても、なんとなく最近の運動会はみんなで手をつないでゴールするらしいとかいうような、みんな主役、みんないちばんみたいな風潮に対する皮肉のようなものを感じました。考えすぎかな。
主役もいちばんも経験ないけど、それなりに達成感があってわりと好きだったな、学校行事。

思えば学芸会（うちの地域では学習発表会と呼ばれていた）で単独の役をもらったことはなかったです。４、５人で固まって表現する雲役（オリジナル劇か？）と宝石役（アラジンと魔法のランプ）、ウサギ役（不思議の国のアリス）。ウサギ役は…本来ひとりでいいはずなんだけど…（笑）音楽に合わせて４人くらいでラインダンスしながら舞台上を駆け抜けて行きました。これはこれで緊迫感があって良かったかも。
主役は長い劇だと前半と後半でダブルキャストだったり。やっぱりクラスで目立つ人が選ばれてたのかねぇ…でも覚えてるのはアラジン役が外見も中身も男っぽい女の子だったことくらい。ちなみに自分でしゃべる台詞はなく、あらかじめ音楽や台詞が入ったミュージカル仕立てのテープを流して、それに合わせて動く感じ。今思えば、あれはどこで手に入るものなのか。今でもあの歌は部分的に覚えてるな。

ちなみにいちばんよく覚えてて思い出すたび恥ずかしくなる記憶は…劇じゃなく器楽演奏でヤマトをやったときのこと。先生が歌詞を黒板に書き、それが間違っていたので思わず指摘して直してしまいました。なんかすごく恥ずかしい。先生、調子こいてごめんなさい。