地震発生時、HANAはビルの高層階(職場)にいました。 大阪は震度3くらいだったそうなんですが、何しろ高層階なので、揺れるゆれる。 しかも、いわゆる地震の『短波』的な揺れ(小刻みに揺れる揺れ)ではなく、『長波』(ゆっくりと大きな揺れの感じ)的な揺れ方だったので、まるで船の中にいるような体感では分かりづらいけれど何か変な感じだったので、弱い三半規管を持つHANAは一種の『船酔い』状態になりました。 すっごく気持ちが悪かった。 これがまた、すごく長かったしね、揺れが。 その所為か、今も家がゆっくりと揺れているような感覚がします。 恐らく長時間ゆっくりとした揺れを体感していたから身体がその感覚になれちゃって、逆に揺れがない状態を『揺れ』だと錯覚しているんだと思います。 寝れば治るかな? ビルが揺れた瞬間、事務所内に残っていた十数人はパニック状態になっていました。 あるものは床に這いつくばり、またあるものは叫ぶ。 HANAはというと、もちろん揺れは感じていましたが、揺れ方が大きくゆっくりだった事もあり、椅子に座ってじっと静観状態でした。 その時思ったコトは『この辺で本震が起こったら立派な帰宅困難者だよな、どうやって帰ろうか?』というコトでした。 その時は、職場だったので、営業さんなどの携帯のワンセグ放送やYahoo!の地震情報などで、東北で震度7の地震が起こった言うことくらいしか分からなかったのですが、家に帰ってTVをつけると思った以上のドエライ騒ぎになっていました。 特に津波の被害が凄まじく、改めて津波の怖さを思い知りました。 というか、今回人生で初めて津波の心配をしました。 だって、職場一帯を含めて大阪平野は海抜0メートル地帯だもん。 自宅が山の天辺にあるため、今までの人生で津波と洪水の心配はした事がありませんでした。 だって自宅が沈む頃には大阪平野全域が沈んでる事になるもん。 まぁ、事務所はビルの高層階なので、事務所自体が沈む心配はナイのですが。 でも、国内最大級のマグニチュード8.8の大地震で、被害範囲も複数の都道県にまたがり、広範囲に及ぶ今回の地震。 今までの地震とイロイロ違っていて、ものすごく大変そうだと思います。 ホント、日本列島の半分近くで被害が出ているって初めてですよね。 阪神大震災のときは直下型というコトもあり、被害は神戸、淡路島とその周辺に集中していましたが。 災害救助とかしづらそうですし、どこから手をつけて良いか判断も難しそうですし。 ホント、ニュージーランドの地震といい、新燃岳の噴火といい、最近地下活動が活発化しているような感じがとてもします。 本格的に東南海、南海地震がきそうな気がしてとても怖いです。
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