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昔の(恥)手記大公開!
2005年05月21日(土)

いま、頭の中でお話のカケラが取り留めなく浮かんできてるのですが。
コレがすっごいダークなお話で。
いままでシリアスな話は結構書いているのですが、ここまでダークな話は初めてなんじゃ・・・?ってカンジです。

散らばったカケラが上手くお話にまとまったらここでUPしたいんですけれどね。
たいていは、まとまる前に吹き飛んでしまうので、どうなる事やら・・・。

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いま、FDの整理を行ってたら、大学の後輩に向けた「卒論を書き終えて」という手記が見つかりました。
改めて読んでみたら結構面白かったので、ココで公開してみようかと思います。
以下がその手記です。
ほぼ原文そのままです。
HANAのドタバタぶりが如実に現れてる手記をお楽しみください。(笑)

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卒業論文、それは自分の大学生活の集大成です。しかし私はというと、ぐうたらで直前までやる気が出ない、おまけに作文は得意だけど小論文の類は苦手という、明らかに卒論向きではない性格です。当然、卒論は一筋縄ではいかないものでした。
まず、テーマ決めから一苦労でした。「興味がある物が分からない」という苦労をする人の話はよく聞きますが、私の場合、「興味がありすぎて、一つのテーマに絞れない」という事で苦労しました。色彩心理は面白そう、でも対人心理も興味がある、等々・・・。結局、卒論の方向を『依存症』にしようと決めたのは、4回生の5月でした。スタートとしては遅かったと思います。テーマ決めの際には最初に、心理学全般の入門書、それもあらゆる分野の簡単な研究が載っているものを読み、その中から興味を持ったものをさらに掘り下げてゆくことをお勧めします。その際、後ろに参考文献が載っているものだと、後々とても楽です。テーマを決めた後、そのテーマについての文献を探す際、その参考文献に載っている本を手がかりにすれば良いので。
テーマを決めた後、9月後半までは、本当にぐうたらやっていたと思います。かろうじて、文献集めを少しやった程度でした。それも、論文等は読まずに本ばかり。これは自分の失敗だったと思います。しかし、「論文をどう手に入れたらいいか分からない」という思いがあったのも事実です。論文を手に入れたい場合、ネット検索をお勧めします。世の中には、様々な団体や学会が存在しています。会報誌の販売を行ったり、文献のコピーサービスを行っている所も結構あります。私もネットで検索をして、日本嗜癖行動学会という学会の会報誌を販売しているサイトを見つけ、利用しました。URLの末尾がad.jp(大学等)、go.jp(政府機関)だと特に信頼性は高いです(あくまで目安ですが)。また、様々な図書館の資料を一度に検索できるWeb-OPAC横断検索を利用するととても便利です。論文集は国立国会図書館(関西館にもある)や府立図書館等にあります。
10月に入り、卒論のための調査・分析を行ったあたりから、私は少しずつ本格始動し始めました。しかしやる気になったとたん、思わぬアクシデントが起こりました。なんと私、急性虫垂炎(いわゆる盲腸炎)になって、一週間入院するハメになったのです。これが、私の予定を大幅に崩しました。実際の計画への影響よりもむしろ、精神的な損害が大きかったです。せっかく上がったボルテージが一気に下がりましたから。やる気が戻るのに一ヶ月近くかかりました。やっとやる気が戻ったと思ったら、今度は卒論の相棒、パソコンが不調になるし。あと、執筆の際、「日本語は難しい」と改めて痛感しました。推敲を重ねるほど、文章がおかしく思えたり、普段はあまり気にしない言葉の使い方(おざなりとなおざりの違い等)が気になったりするのです。それでも何とか完成にこぎつけ、前日までに後は印刷をするだけの状態にしたつもりでしたが、いざ印刷しようとすると、修正しきれていなかった箇所が多数見つかりました。印刷をしてみないと分からない事もあります。時間に余裕を持って行く事をお勧めします。
以上で、私の未熟な手記は終わりです。私自身、「もう少し早く取り掛かっていれば」と思うことが多かったので、この私の体験を反面教師として、みなさまがさらによい卒論を書く手助けとなれば幸いです。

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ね、結構面白いでしょ?(空回りぶりが<笑)
読んでて「そういやそうだったなぁ・・・」なんてしみじみ思い出しましたよ。
・・・しかし、こんなへたれ文章を大学に提出したあたり、チャレンジャーだなと我ながら思います。(^^;
何考えてたんだ、当時のあたし!


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改めて読んでみると思ってたよりは形にはなってたかな、と。
まぁ、判定で一応(笑)、「良」をいただきましたからね。
ほんっとギリギリだったけどねッ!(笑)
(そんなんばっかりやん、アンタ・・・(^^;)



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