|
|
|
|
|
- 2005年01月13日(木)
|
|
∨前の日記--∧次の日記
|
- 祝ゴール!大久保は「侍」でなく「忍者」だ。
|
|
|
|
|
スペインリーグ・マジョルカに移籍したFW大久保嘉人(22)が、 デビュー戦の強豪デポルティボとの試合で1ゴール1アシストを記録。 ペルージャ中田英寿以来の華々しいデビューとなった。
最近どこか煮え切らなかったサッカー海外組だったが、久しぶりに聞いた嬉しいニュースを素直に喜びたい。
スペインでは 敵も味方もマスコミも、 大久保絶賛の嵐だ。 「あり得ない!」 「彼の力は分かっていた」 「彼は速いし頭が良い!」 「冬のダイヤモンドだ!」
…全く、サッカーマスコミほどお調子者な報道はないとつくづく思う。
得点をあげた選手を手放しで絶賛しても、翌週にノーゴールならば完膚無きまでこき下ろす。
野球をやっていた俺からすれば、サッカーのゴールシーンは実に偶然的に見える。しかも一試合で1、2度。サッカーでは、その一瞬の偶然で、選手は王様になり帝王と云われる。
野球と比べるとプレーを図る数値的な物差しが少なく、選手の客観的評価が難しいサッカー。その世界において、ゴールを決めたものは、誰にとっても「神」なのである。だから必然でも偶然でもいい。結果が出たことがとにかく大久保にとって良かった。最高のデビューを切ったと思う。
その大久保に、 さっそくつけられたニックネームが
「ウルティモ・サムライ」
これは言わずもがな、 映画「ラストサムライ」のスペイン語タイトルだ。
あいかわらず外国人のネーミングは安易だ。 彼らがどのように日本をイメージしているかが見て取れる。
しかし、大久保は、 「侍」ではなく「忍者」であるべき。 ヘディングでの得点シーンの映像を観たが、大久保の持ち味はもっと別にある。
忍者のように素早い動きで、相手DFのマークをすり抜け、小刀でとどめを刺す。 または、忍術のように正確無比なラストパスやクロスを出す。
この意味では、ゴールより1点目のアシストの方が美しかった。 柔らかで美しいアーリークロスは、単なるスピードバカではないスマートなイメージを与えた。
評価を固定させるためには、2〜3試合のうちに、 忍者のように、DFの裏をすり抜けてシュートという、 大久保本来の持ち味を出したゴールを見せたいところだ。
てゆーか大久保…
早くA代表でゴール決めろ!!
05 01 13 t a i c h i
※明日は裏日記の方を更新します。
...
|
|
|
|
|
AIR〜the pulp essay〜_ハラタイチ
/count since 041217
Mail
|
|
|