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何故に陽炎はゆらめいて
黄泉へと誘う澪標か
遙か紺碧の空と海
すべてをのみ込むあの蒼さよ
還らぬ日の想いを胸に抱く季節（とき）
儚き泡沫のような運命のものたちも
果てしない輪廻を彷徨えるのなら
いつもずっとずっと傍にいてあげる
赤い花弁が落ちる瞬間
数多の生命が誕生れ逝くの
幾千の歳月を波が弄ぶ
麗らかな陽の中で私も風になる
大空を花が埋め尽くすように
海をもっともっと抱きしめてあげる
やがてきっときっと永遠は刹那に去って
だけどずっとずっと此処にいてあげる
ただ風が吹いている
『いつか風になる日』元ちとせ
作詞・作曲／岡本定義、 編曲／羽毛田丈史
（エピックレコードジャパン・ESCL-2411・８月１３日発売）
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やっぱいいよな、島。
いきてぇ超いきてぇ〜
ってゆーか棲みてぇ〜!!
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季節はずれの曲に、
最近やられてしまってます・・・。
今年の夏、
ａｕ ｂｙ ＫＤＤＩ『ムービー ａｕ 夏』のＴＶーＣＦで
オンエアされると同時に問い合わせが殺到した曲、
元ちとせの「いつか風になる日」。
この前レンタルして、改めてじっくり聞いたら、
やられちゃいました。 秋なのに。
超ヘビーローテ。
なんか、この曲聞くと、
泣きたくなるほど、島に行きたくなりません？
あぁ・・・
沖縄・・・行きたいな〜・・・（今年行っただろうがっ！）
（↓以下、過ぎ去りし日々の回想シーン・・・）
島から帰京。（７／１４）
人１万円、犬７千円也。（７／１６）
幾千の魚と、幾千の星と。（７／１７）
琉球きたならドミトリー。（７／１８）
島で民宿やりますか？（７／２３）
沖縄ロック全盛（７／２８）
あ、そうそう！
琉球きたならドミトリー。（７／１８）でご紹介した、
こちらのドミトリー↓
沖縄はコザの『ごーやー荘』さん。
こちらのマスターが「秀（ひで）さん」というのですが、
最近、秀さんからメールを頂戴いたしました。
なにやら、
私の先日の『特集！注目の広告新媒体』（９／２４）のエッセイを
ご覧いただいて、メールを送っていただいたらしいのです。
ちなみにそのエッセイは、
色々な新しい広告媒体（もちろん笑ネタ）を紹介しているのですが、
その中で【マイカーボディ広告】というものがあり、指定された時間と頻度で、
交通量や人通りの多い渋滞場所や駐車場所に行くことを前提に、
自分のマイカーのボディを広告媒体スペースとして売りませんか？
というネタがあるのです。
で、そのエッセイ見てメール送っていただいたというので、
何かと思いましたら、添付画像と一緒でして・・・
↓
※画像内の文字や特殊効果はハラが追加したものです。
すでに「マイカーボディ広告」をやっているではないですか！
これですよ、これ！ すごいよ秀さん！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（↓マスター秀さんからのメール）
ところで日記にありましたマイカーボディ広告。すでに始めてます。
那覇や美ら海水族館など、あちこちで目撃されているようです。
信号待ちではなるべくレンタカーの横につけるように工夫してもらってます。
もちろんパーキングも角地、端など目立つ場所です。
ただし反響は大きいのですが、
これを見て予約されたお客さまは未だいらっしゃいません。
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笑いましたよ。
クルマは民宿のお客さんのもの。
なんと「飛騨」ナンバー。
この車主は、今年の春から夏にかけて２ヶ月以上
この民宿に泊まり・・・いや、棲みつづけていた人で、
私もこの人とこの宿で酒を酌み交わしている。
この人、決して「住所不定無職」ではない。
ちゃんと沖縄で就職（旅行代理店の添乗員らしい）したのだが、
職は確保したのに家を確保するのが面倒だっただけらしい。
（面倒だからヤダとかいう問題じゃないだろぉぉ）
で、この「ごーやー荘」が大変居心地よかったらしく、
「ここでいいや」と、棲み着いてしまったというわけ。
（棲みつきすぎだー！・・・っていうか、俺もどれほど棲みつきたいと思ったことか）
私は最初、この車主にお会いした時、あまりに宿に馴染みすぎてて、
マスターのご兄弟かと思いました。本気で。
最近、この車主も定住地が決まったらしく、
やっと沖縄の役所で住民票をつくれそうな模様とのこと。
ともあれ、なぜにこの飛騨ナンバーのクルマが
「ごーやー荘」の広告板をボディに掲載することになったのか？
私が勝手に想像してみました。
新しい家が決まった飛騨ナンバーの車主が、とうとう「ごーやー荘」を出る最終日、
「秀さん、長いことお世話になっちゃって申し訳ありません。
恩返しといってはなんですが、私のクルマで広告していただいてかまいません。」
とマスターに申し出て、この広告がスタートしたのだと・・・？。
いかがでしょうか、秀さん。
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内地（沖縄から見た本土の呼称）は秋めいてきて、
肌寒くなってきました。
今日の沖縄は雨もよう、気温２８℃。
内地では、眩くも儚い夏という季節（ひととき）が、
南の島々では、とこしえに変わることなく流れている。
今年の７月、
「いってらっしゃい」
と秀さんから送られ、「ごーやー荘」を発った。
「帰らなきゃ！」
と思わずにはいられない、今日この頃。
031009
t a i c h i
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AIR〜the pulp essay〜＿ハラタイチ
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