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最近多忙。 睡眠時間を削られつつあります。
仕事が忙しくなると、不満・愚痴とともに、 気分転換・現実逃避願望からくる様々な欲求を口にします。
その内容をよく聞いていると、 その人の「崖っぷちレベル」が見えてくる。
LEVEL 1 NOTICE!
「あ〜どっか旅行いきたくない〜?」「カニ食い放題とかやりて〜」 「何かこう…パーッとやりたいな〜」「月9のドラマとか観てみたいわい」 「キャバ三昧して〜な〜」
口にしているのは2次的欲求。 つまり、生活の基本はまだ侵されていない。 あくまで余暇が足らない、と云っているだけです。
まだまだ余裕があります。
LEVEL 2 CAUTION!
「彼女に会いたい・・・」「あの無邪気な頃に還りたい・・・」 「せめて電車で帰りたい・・・」「転職したい…」 「社員や客の顔が見えないとこに行きたい・・・」 「ケータイ着信音を聞きたくない・・・」 「病気して、入院して、看護婦さんに介抱されたい・・・」
プライベートタイムがかなり侵されてきて 被害妄想も出始めており、かなり危険信号です。 しかし、口にする言葉がまだ具体的でウェットなので、 まだ気力は残っています。
LEVEL 3 WARNING!
「眠らせろ!」「何か食べさせろ!」「カラダぐらい洗せろ!」 「下着ぐらい着替えさせろ!」「ってゆーか帰らせろ!」 「会社全焼しちまえよ!」「田舎帰る!」「無性ーに殴りてーー!」
ヤバイです。
WARNING!ランプが明滅しています。 食べる、寝る、着替える、洗う、という 生活に関わる基本的な営み・・・1次的欲求が満たされなくなってます。 彼は2ヶ月ぐらい電車で帰っていないでしょう。 休日も全て出ているに違いありません。 感情のコントロールが出来なくなってきてます。 口にする台詞もコトバを選ぶ余裕も無く、 直球的です。豪速球です。
この段階の手前であげないといけません。
LEVEL 4 GAME OVER・・・
「キエタイ…」
「逝キタイ…」
「鳥ニナリタイ…」
「探サナイデクダサイ…」
「ナンデ、生マレテシマッタノダロウ・・・」
「モウ、ダメダ・・・」
手遅れでしょう。 己の存在を否定したがってます。
戦時中の放送のような口調で上記の台詞を口にし始めた時、 仕事は休ませてあげて、誰か傍にいてあげた方がよいでしょう。
奇跡を祈るしかありません。
僕は、LEVEL 3までは何度も経験していますが、 今はまだ、LEVEL 1でしょうか・・・ 。 まだまだ・・・
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AIR〜the pulp essay〜_ハラタイチ
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