白くこんもり見えるのは、毛づくろい中の雛さん。

せっせせっせと毛づくろい。

こんな時は、飼い主がいくら呼んでも知らん顔されます。

そして寂しくなった飼い主は、ついつい言ってはいけない一言を、
言ってしまったりするわけです。「遊ぶ？」

　　　　「いま、遊ぶって言った？」


ああ、またやっちゃったよ。本読んでる途中だったのに。

　　　　「言ったよね？」


「遊ぶ」という言葉を、すっかり覚えてしまっている雛さん。
反応、早い早い。しかも遊びの機会を逃すまいとして目が真剣。

こうして、全面的に飼い主の自業自得によって、
遊びの回数は増えていくのです。

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