うちの雛さん
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ここ数日、私と雛さんの間には、ちょっとした緊張感が漂っていました。 幾度となく軽い威嚇をしてみせたり、 私の顔の間近に寄っては、猫パンチの素振りを繰り返していた雛さん。 人の顔には手を出しちゃだめよ、と叱る飼い主。 正直、叱り続けることにも凹み気味でした。
が、私は大きな捉え違いをしていたようなのです。 なぜそんなに猫パンチをしたがるんだろう? まずこれが大事なんですね。 猫にだって言い分はあるんですよね。
猫パンチを叱らずに許可してみると、雛さんは爪をたてませんでした。 ぷにっと私の頬に数回触れて、かぷっとあま噛みの真似をして、 それで安心したのか、ごろごろいいながら寝てしまいました。
うにゃうにゃ
ああ、反省。なんだか反省。すごく反省。 どうやら私は、雛さんの甘えたい願望を受け止めもせずに、 「噛まない良い子」に育てようとしていたみたいです。 うちにきた時の雛さんは、人の手を噛む癖が全くない子でした。 なので、それを維持させようと気負いすぎたのかもしれません。 ごめんね、雛さん。 これからはちゃんと、雛さんを見るようにするね。 雛さんの言い分も受け止められるようになるね。
いろいろお話しようね
子猫と暮らすにあたって、 他の飼い主の方たちは、どのような心の準備をされたのでしょう。 私はまだまだ、にわか飼い主を脱却できない様子です。
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