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キリスト教徒じゃないけれど、この時期に何となく嬉しい事や 不思議な事があると空から天使が降りて来ると言う言葉が浮かぶ。
陽が落ちるのがやたらと早くなった街で、電飾の光が暖かい。 ケイケンな気持ちで思うのではないけれど、100円ショップでも 売っている ラッパ吹いてる小さな天使のオーナメントや ショッピングモールの出入り口に下がっているLEDって 言うらしい、一層強く点滅する光が、どこか不可思議であり頼もしい。
カミサマに当たる物を私ははっきりと持っていない。 自分の中に培って来た経験や、道徳観や価値観などを頼りに、この先 何年留まる事になるか判らない世の中を日々、生きている。 それを吟味し、誤りは正し、子供に伝える事が 残った自分の人生の 一番肝心な部分であると思っている。
「お母さんは朝寝坊だ」とか休日にいきなり息子に言われてしまったが。
つまりはあれだ。言うだけなら簡単って事だ。でも思ってはいるんだけど。
ふらふらした足取りに空から降って来る光は優しい。 自分の中にある何かと、呼びあっているのかも知れない。
優しい気持ちになれると、随分自分の表情が和らぐのが判る。 と言う事は、逆の時はさぞ、恐ろしい顔に変化しているに違いない。 その辺りは、自分で律して行くしかない。 にんげんだもので判ってもらうには、今一つ、息子もまだ幼い。
暖かいクリスマスを迎えたい。 そして暖かいお正月を迎えたい。 それらは自分のけじめであり、すでに自分教の行事である。
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