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2005年07月20日(水) モレッティ硝子の帯留




浴衣や盛夏の着物に合わせる、硝子の帯留を探していました。
とんぼ玉、琉球硝子、アンティークのボタンなどなど…
イメージする、気持ち良く透明でシンプルな色柄のものに
なかなか巡り会えずにいました。

そんな時、銀座もとじさんが見立ててくれたのが、モレッティ。
モレッティは、バーナーワーク用ソーダーガラスの名門
イタリアのムラノ島で、15世紀から作られている伝統のガラス。
800℃から1,000℃くらいで加工され、
色数が豊富で100数十色を越える表現力をもっているそうです。

お店で紹介しているモレッティは、
金沢の作家さんがモレッティ技法を用いて製作されているもの。

とてもかわいらしい1.5cmほどの小粒の帯留。

銀座もとじさん、とても敷居の高いお店だと思っていました。
もちろん一見さんだし、見た目の通り小さな買い物ですが…
後日、毛筆でしたためたお礼の手紙が届いたのには、
ひっくりかえりそうなほど驚きました(さすが銀座って事?

でも、とても気さくで間違えのないセレクトのお店。
これからは、もっと気軽に訪れたいな。