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今日も、お坊さんのお話です。
お坊さんは、言いました。
人間は、自分のがいつ死ぬのかを知らないけれど、動物は知っている。
ほら、考えてごらんなさい。
カラスやスズメは、あんなにたくさんいるのに、死んでいる姿を見た事は ないでしょう?と。
そういえばそうね。
人間は、「明日、あなたは死にます」と言われたら、自分を無くして パニックになってしまうでしょう。 でも、動物たちは、そうではない。 というお話を聞きました。
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仲良くしているワン・ニャン友が、います。
ニャンコは、20歳。 メスのニャンコ。
長生きで、病気もせず、淡々と生きているって感じのニャンコ。
数日前、ニャンコがけいれんを起こしたんだって。 ひどいけいれんだったって。 しばらくして、けいれんは治まって、 普通に戻って、 ニャンコは、いつもの餌も食べたって。
次の日。 ニャン友は、仕事から帰って来る時、怖かったって。 「ニャンコ、死んでいるんじゃないだろうか?」
でも、ニャンコは元気にしていた。
その次の日、
ニャンコは、いなくなった。
ニャン友は、あちこち探し回った。 でも、ニャンコを見つけることができなかった。
いつ帰ってきてもいいように、ドアを開けておいた。 でも、ニャンコのおしっこ砂も使ったあとはなく、 ただ、時だけが過ぎて行った。
ニャン友の娘さんは言った。 「死ぬ姿を見るより、いなくなった方が気持ち的にはマシかも…」
動物は、自分が死ぬ時期を知っている。 もう自分の命がつきると思ったら、 俗世界から消え、静かに命の幕を閉じる。
猫って、なんて気高い生き物なんでしょう。
孤高の人って言葉があるけど、
猫こそ、まさに孤高な生物。
外を歩く時、あちこち目を走らせて姿を探すけど、見つかるわけもなく。
静かに去ったミューちゃんに、「偉かったね」と小さくつぶやいてます。
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