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明日 咲く花
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2009年09月20日(日)  プレゼント

10月18日は、郷ひろみさんの誕生日だ。

そこで、私は悩んでいる。

誕生日には、何を買うか?

郷ひろみさんの誕生日なので、
私自身に対して何かプレゼントを買おうかなって。


これが、悩むんだよな〜。


アクセサリーがいいかな?
iPodとか、どうだろう?
思い切って、家電♪(高機能で静かな掃除機とか)
パソコンは、いくらなんでも夫にばれるでしょう。
洋服はね、気分が乗ったらけっこう買っちゃうので、
自分へのプレゼントって感じがしないだよね。


なんか、ここんとこ、腰が痛かったり膝が痛かったり、眠かったり、
夫の言動に腹が立ったり、兄嫁に気を使ったり、食べ過ぎで太ったりで。

そういう事への『厄落とし』?の意味も込めて、

ちょっと良いもので、これから先自分のお気に入りになりそうな物が
ほしいのですよ。

それも「郷ひろみさんの誕生日」にかこつけて。←理由がないと買えない


ディナーショーも諦めたわけだし、それと同じくらいの散財は許して
もらいたいものです。
誰に許してもらうかって、そりゃあ私の良心に対してよ。


専業主婦としては、自分の事にお金を使う時は、いつも後ろめたい気分に
支配されるわけです。でも、本当にしたい事は、やっちゃう。買っちゃう。




押すと続きが読めるよ



もう、ず〜っと前から憧れているんだけど、一生叶いそうにない夢。

こんな事に憧れる私って、孤独な人間だろうか?


★うまいよ♪★



いつものサラダ
(インゲン、モロッコえんどう、アスパラ、レタス、キュウリ、トマト、ゆで卵)

塩とりもも肉とほうれん草の炒めたの


ほうれん草がワカメみたいな黒い色に写っているけど、味は最高よ♪(^^)v


BBS
どうぞお気軽に



幼少期
 ジャラジャラの魔力

祖母には、収集癖があった。
切手とコインを集めていた。

確か、私が小学3年の頃、
祖母は、いつものように私の前に収集品を並べて見せてくれていた。

「この切手は『見返り美人』といってね」とか、
「このコインは、万博の時に記念コインでね」とか、説明しながら。

それは、いつもの風景だった。

祖母は、しじゅう、私の前にコインや切手を見せていた。
私は、辛抱強い性格なので、静かに何度も聞いた祖母の説明を聞いた。


ある日、悪魔が私にノックした。

記念コインが入った、ピンクのポーチ。
それを、私の上着の下に忍ばせた悪魔。

コインが入っているポーチは、歩くとジャラジャラと音がした。

私は、なるべくジャラジャラが鳴らないよう気を使いながら、外へ出た。

外に出るまで、何も考えていないはずだった。
ジャラジャラコインの使い道など、全く考えていないはずだった。

でも、私は一直線にパン屋へ向かった。
いつも見るパン屋のおばちゃん。
「クリームパン1個ください」。

そして、小学校の横にあった「当てもの屋」へ向かった。

記念コインを出して、当て物をした。
当て物屋のおばあちゃんは、目を光らせて(子供なりに、目が光ったのが
わかった)、
「そのコインと、うちの普通のコインを交換しよう」と言ってきた。


小学3年の私の幼い脳の中で、警鐘がなった。
「それはいや」と、おばあちゃんに断って、一度当て物をしただけで、
当て物屋から出た。

そうして私が向かったのは、
町で唯一の映画館だ。

「ゴジラ対ガメラ」、映画のタイトルは、確かそんな風。
ザ、ピーナッツが主題歌を歌っていた映画だ。
「モスラ〜やっ、モスラ〜♪」


なんと、映画館に一人で入ったのだ。
小学3年の女の子が。


入ったとたん、見知らぬ男の人が横に座った。
初めはそっと、次第に大胆に、私に触りだした。
痴漢。
当時は、痴漢なんて言葉も知らない。

「何もしないから」

確か、男は、そう言った。

何しない?すでに、してるのに?

映画もそこそこに映画館を飛び出した。

男は、追っては来なかった。


結局、パン屋のおばちゃんがうちに連絡して、
私のジャラジャラ悪魔事件は終了。

母からは、びんた2発。

「ごめんなさい」で、はい、終了。




あれからン十年。

「今だから言うけどね」と、母。

「あの時、あんなにたくさんのお金を見せられたら、欲しくなるよね。
 すごく気持ちがわかったよ。お母さんもあの当時、おばあちゃんから
 一円の小遣いももらってなかったから、自営でお金の融通がきくのを
 利用して、たまにエプロンに千円札なんて入れるんだけど、そのまま
 エプロンに入れっぱなしにするものだから、おばあちゃんにばれて、
 『お金が欲しかったらあげるから、言いなさい』と言われたものよ」と。

今でも不思議。
当時、家は大借金をして、
大晦日には借金取りが列をなすくらいの窮状だったのに、
なぜ祖母は、あんなにたくさんの切手やコインを集める事ができたのだろう?

私、あの頃、お下がりばかり、それも男の子の服も着ていたんだけどな〜。


母からびんたをもらったのは、生涯で3度だけ。
その一回が、「ジャラジャラ事件」でのびんたでした。




ーつづくー



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