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夜遅く、電話。 珍しいな、こんな時間に家電が鳴るなんて。
たいてい、夫からの電話だけど、夜遅い電話は不吉な雰囲気がして嫌い。
「もしもし」
私は、あえてこちらの名字は名乗らない。以前、イタデンで往生したからね。
「もしもし、ボクだけど」
っと、あちらも自分の名前は名乗らないのかいっ。
夫からの電話だったら「ワシや」と言うので、これは夫からではない。
「奥さん、この前は無理に押しかけてすいませんでした。ぼくです」
「あ、社長さん。こんばんは〜」
うちの店を贔屓にしている社長さんだよ。 なんでか、変人の夫のことも気に入って、一緒にゴルフしたり飲んだりしてる。 そして、ごくたまにうちにも遊びに来るんだ。 社長さんは今年61才。 なぜだか、電話の時に自分の名を言わない。 名を名乗れ。それは大人のすることじゃない。
「おくさん、明日の夜忙しい?一緒にスシ食べに行かない?」
どうやら社長さんは、この前の食事会のお礼をしたいみたいだ。 私のヘタレな料理のお返しに、お鮨をご馳走してくれると言うのだ。
「ちょっと、うちのヤツにも代わるから」
あ、奥さまもご一緒でしたか。
「明日の夜、一緒にお鮨食べましょうね〜。女が出かける時って色々準備に 忙しいから、前の日に電話させてもろたわ〜」
前の日から電話されちゃあ、 「突然誘われても、うちの娘たちのゴハン支度やワンコの世話があるので ちょっと行けません」と、断れないでしょう。(;^_^A
という事で、うっまいお鮨をご馳走になりやんした。
もちろん、夫も一緒です。(ー_ーメ)
ゴルフ帰りでクタクタ&肝臓もクタクタの夫は、 還暦夫婦と妙齢の妻を差し置いて、先にベロンベロンのクタクタ。 酔うほどに口も悪くなり、
「おう、お前、あほちゃうか〜」
などと連呼し、還暦奥さまに叱られていました。
夕食の準備はしておいたので、娘たちは勝手にご飯を食べていたんだけど、 哀しいことに、後かたづけはしてくれてなかった。
お鮨屋さんから帰宅後、お片づけママ。

食器洗い機、万歳♪

でも、食器洗い機では間に合わない洗い物もあるのだ。
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