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今朝、夜も明けきらぬ午前4時。
夫の「うん うん」といううなり声で目を覚ました。
「なに?苦しいの?」 そう夫に問いかけたくせに、また、深い眠りに落ちてゆく私。
「おい、おい。う〜ん う〜ん」 その声で、再度、眠りから覚醒へと引き戻された。
「どした?」
「動悸がして、苦しい…」
おっと、これは一大事。 救急車呼ぶか?
「まて、救急車は呼ぶな。ちょっと待て。う〜ん、う〜ん」
止めてくれるなおっかさん。苦しそうじゃないか。 これはまさに、救急車。
「まてまて、少し待て。ワシは大げさなんかもしれん。う〜ん、う〜ん」
まいったなぁ。 救急車を呼ぶなって言われて、 このまま放置するわけにもいかないし。 様子を見ているうちに死んじゃっても困るし。
とか、あれこれ考えながら、様子を見ていた。
小一時間ほどして、夫の具合が良くなった。
そうして、あっという間に眠った。
「今から病院へ行け」という私の進言を無視した夫。
「もう大丈夫や。病院へ行くより寝てる方がいいわ」
あ〜、 なんか、 あれこれ夫に忠告するのに、疲れた。 夫の好きにしたらいいわ。 ただひとつ、 私の目の前では死なないでほしい。 一生、痛みを引きずりそうだから。
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