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明日 咲く花
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2006年02月05日(日)  小うるさいのは甘えたいの裏返し

真夜中に次女と出会った夫は、
言わなきゃいいのに、
次女の彼氏について、あれこれ文句をつけた。

夫は、次女の元彼を気に入っていたのだ。
今度の彼氏は、「ありゃあかん」そうだ。



おとなしく聞いていた次女が、とうとう切れた。

「お父さんが気に入った人じゃないと、付き合っちゃだめってこと?」


不穏な空気が流れた。


「彼氏が嫌いってわけじゃない。。。いや嫌いだけど。。わからん」


酔った夫は、矛盾だらけの言葉を発した。


早々に退散する次女。


そして、残されたのは私。(^_^;)



やばいよ、やばい。

矛先がこっちに向いた。


「お前な〜、郷ひろみ郷ひろみって、どういうつもりやねん」


(どういうつもりって、郷ひろみのファンなんだも〜ん)←心の声


「郷ひろみのポスターをあんなに貼って。。もしワシが同じことをしたら
 お前は怒るやろ?なんで、お前は良くてワシはあかんねん」



(やきもち焼いてるわけですか?)


「ワシと郷ひろみ、どっちの方が好きや?言うてみ〜」


(え〜、答えなくちゃだめなの?)
しばし無言。


「どっちやねん」


「そ、、、そりゃ、、、ワシの方が好きだよ」

(よく言った、私。それが良妻というものだ)



「じゃあ、もし郷ひろみが結婚してくれと言ってきたらどうする?」


「そんな、仮定の話はしないよ。それに郷ひろみが結婚してなんて言うわけ
 ないよ」


「いいから考えてみ。郷ひろみがここにいて、『結婚したい』と言ったら?」


(きゃ〜、どうしましょ。そんな素敵な話。まずい顔がゆるむっ)


「あのね、郷ひろみは世界が違うのよ。『畏れおおい』と断るよ」


(あ〜、もし郷ひろみからプロポーズされたらどうしましょ♪ウキウキ♪)


「お前な〜、ワシが他の女に目がいくと怒るくせに、自分はなんや?」



そろそろ、私の堪忍袋の緒が切れかけてる。
もうここらへんにして。
しつこいぞ夫。


「ワシは、嫉妬して言ってるんやない。お前の矛盾した考えがやな〜」





  ↑
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「もし夫がそうしてきたら、私は全て受け止めるよ。どうぞ。ほらっ」



「どうもすいません。私が悪うございました」


夫、白旗を揚げた。

当たり前だのクラッカー。
夫が蒔いた種だ、きちんと育てさせていただくわ。



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