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雨上がりの道は、ワンコには難関だ。
ミニチュアダックスもどき・巨大化した我が家のワンコ。 ロングヘアーが売り物のワンコである。
地を這うように歩く。 めっちゃ短い足なので、腹毛も足毛も泥まみれだ。
夫に、 「ワンコを散歩させたら泥だらけになる。洗わないと」
そうせっついてみた。
「ワンコの毛が長すぎるせいや。毛を切ればいい」という返答。
あぁつまり、ワンコをシャンプーするのはイヤなのね。
ぬれタオルで拭いただけじゃ、汚れは落ちん。 しょうがないので、散歩の後に妻の御手でシャンプーした。
と、その時、
生協の車の音がっ。
まて、
生協は午後4時に来るはずだ。
今は、午後3時40分。
早すぎる。
なんでそんなに早く来る?
このところ、じわじわと来るのが早くなっている生協の車。 専業主婦にだって段取りはある。 午後4時って決まっているんだから、午後4時に来い。←とここで怒っても…
1年ほど前から来ている、生協の配送のおっちゃんは、 主婦たちの評判がすこぶる悪い。 うちらのグループだけに「受け」が悪いのかと思ったら、他のグループにも 嫌がられていることが判明した。
どうしてだろうか? あのおっちゃんを見ていると、なぜかイライラするのだ。
「あの人、接客には向かないよね」と、主婦Aが言う。
「臭くないのに、見た目臭そう」と、主婦Bがのたまう。
「挨拶しても返事しない時があるんよ。失礼しちゃう」と、主婦Cが怒る。
そんな風に嫌がられているおっちゃん。 一体、何歳なんだろう?
「年齢不明の顔してるのよね〜」と、主婦B。
「きっと、私らより年下だと思う」と、主婦A@42才。
「え〜、まさか〜」と、私が叫ぶ。
テレビの街頭インタビューとかで「絶対に私より年上」と思った人が、 年下だったりするもんね〜。 テレビは残酷だよな〜、頭の中で思い描いた自分像を粉砕して、現実の 自分をさらけ出してくれるんだもの。
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