| | |
腹が立って治まらないので、夫の布団をず〜っと離して敷いてみた。
和布団ゆえ出来ることだ。
ベッドがほしいと常々思っていた。 こういう時は、ベッドだと離すのが大変だ。 ベッドを離して置くほどの、部屋のスペースもない。
今までは40cmほど離して布団を敷いていた。 それを1mほどにしてみた。
(1m離して敷くくらいなら、いっそ寝室は別にした方が…だよね〜)
夫は、その件について何も言わない。
言ったら私の怒りの炎に火がつくのを知っているから。
男の人ってさ、家庭が平穏である事を望んでいるよね。 波風立たず、自分の思い通りになる家庭、それが理想。
仕事から帰ってきたらお風呂が沸いていて、おいしいご飯があって、 妻はいつもニコニコ微笑んで夫の言うことを素直に聞いて。
「右向け」と言われたら右を向き。 「あっち行ってろ」と言われたら、遠くで夫のご機嫌が治るのを待つ。 「すべてあなたの言う通り、あなたのおかげです」と感謝する。
みたいな〜。(ー_ーメ)
だから、イサカイがあった時、話し合いで夫婦間の気持ちを近づける より、じっと静かに妻の怒りが治まるのを待つ方を選ぶのだ。
くすぶっている火種をかき混ぜて炎を起こす度胸は、ない。
夫よ、それは間違っている。
妻の怒りは、治まるのではなく地中深く潜行し熟成され、爆発する時を 待っているだけなのだ。
何も言わないのは、最悪の回避策だ。
|
|