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2005年10月03日(月) 誘われてフ〜ラフ〜ラ |
うちで沸かすお茶は、麦茶と決まっていた。
なんでか、決まっていた。
いつからの決まりなのか記憶にはないのだけれど、 たぶん結婚してからずっとそうだ。
私の実家では、お茶を沸かす習慣がなかった。(と記憶している) 蛇口をひねれば、いつも冷たいおいしい水が出てきたので、 お茶の必要性を感じなかった。
京都に超してから、蛇口をひねって出てきた水がまずいという事に 気づく。 夏になると、生ぬるい水が出る。
麦茶を沸かすよう指示したのは、たぶん夫だ。 夫の実家では、麦茶が常備されていたのだろう。 それで夫が、「お茶は麦茶や」と指示したのではないだろうか?
最近、麦茶以外のお茶も沸かすようになった。 ほうじ茶や玄米茶を沸かす。
夫が、店で使うお茶を購入した際、お茶の中に異物が混じっていた。 メーカーに文句を言ったら、『お詫びに』と、ほうじ茶や玄米茶、 麦茶をしこたま送ってきたのだ。
もったいないので、せっせと飲んでいる。
娘たちは、玄米茶もほうじ茶も「おいしい、おいしい」と飲む。
が、夫は「やっぱりお茶は麦茶だな」と、信念を曲げない。
子供の頃からの食習慣は、大人になっても容易に変えられないのだ。 おかんが沸かしてくれて、毎日飲んでいた麦茶。 ほうじ茶や玄米茶より、うまいのが当たり前。
「やっぱ麦茶」と夫が言った時、 「そうだね」と同意した。
次女は、それが不満。 「だって、ほうじ茶の方がおいしいよ。お母さんもそう思わない?」
子供の頃から麦茶を飲ませているのに、こいつは麦茶に染まらなかったな。
私も、ほうじ茶の方がおいしいと思う。 でも、夫が「麦茶や」と言うのを否定する気はない。
「そうだね」で、いいでしょ? そこで、「麦茶かほうじ茶か」の論争をして、どうなるの? そのうちエキサイトして、大きな夫婦喧嘩に発展するかもしれないし。
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ものすごく珍しく、夫が「映画に行こう」と誘ってきた。
ワンコを飼ってから、ワンコ一筋の夫だ。
それまで、ゴルフの練習や飲み会や映画に一緒に出かけたけど、 ワンコが来てから、とんとご無沙汰。
どうした気の迷いだろう?
「行きたくなかったらええねん」 すねモード。
さして興味のない映画だったけど、せっかくの誘いなので承諾しました。
果たして、これで夫婦の復活なるか?(実は崩壊寸前のうちら夫婦)
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