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明日 咲く花
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2005年09月21日(水)  夢と消えた玉の輿

魔性の女、長女。


柳葉氏(仮名)との、お付き合いはどうなったんだろう?

それとなく探ってみる。
いや、『それとなく』ではなく、『単刀直入』に聞いてみる。

「ねー、柳葉さんと、あれからどうなったの?」

一度ランチして、その後ブレスレットをもらってまたランチ。
柳葉氏、気前の良いところをアピールしているらしい。

長女が歯医者代が高くて泣きそうだと話せば、
「僕が支払ってあげるよ」と言うんだって。


「あの人、『払って』って頼んだらホンマに払うよ、絶対」


長女は、呆れたような口調で柳葉氏の話をする。


いいじゃない、ン十万も長女に投資するなんてヤカラは、そうそういないよ。
某百貨店の上得意客で、上得意客専用のゲストルームにも出入りできる柳葉氏。


玉の輿だわ〜。\(^_^)/



「もう、いやだ。あの人はけっこう」

心底、柳葉氏を嫌がっているね。



変だな〜、あんなに柳葉氏にご執心だったのに。

「今日は会えた。明日は会えるかな?」
と、バイト先の喫茶店に柳葉氏が来るのを楽しみにしてたじゃないの。


「だって〜、想像と違った人だったし〜」

長女の想像していた柳葉氏って、どんなんや?

いいや、想像と違っていたんじゃなくて、『落とす』ことに燃えていただけ。

ある意味、恋に恋する乙女だってことだ。
(21才で、恋に恋しててどうするんだろ?)





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それはだるい。
そんな男は、私だってまっぴらゴメンだ。



「よし、クリスマスまで付き合い続けろという指令は解除する」

そう長女に告げた。


「でもね…」と、続けて長女に指令を出す。

「この前『気になる』と言ってた四大生のイケメンにアタックするのは止めてよ」


「わかってる」
 
長女は、神妙に答えた。

何度も、自分の狩猟体質を確認し、付き合いを止めるのに苦労してきた。
またアタックしても、男性がこちらを向いたとたんに飽きるのは明白だ。


人生、日々学習。

長女に、幸あれ。


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