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明日 咲く花
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2005年06月10日(金)  じゃじゃ馬馴らし

独り、喫茶店でお茶するのが好きな長女。

「できたら毎日お茶したい」そうだ。


別に、暗い性格なわけじゃないよ。
ものすごいおしゃべりだし、バイトの接客コンクールでも
賞をいただくくらい、愛想良し。


いつも周囲にアンテナ張って、笑顔と気合いを振りまいているから、
時々独りになってガス抜きしたいのだろう。



昨日も、某サテンでお茶したそうだ。

「またナンパされちゃったよ」と、長女から報告。

こいつは、同年代の男の子には、やたらもてない

「なめられてたまるか」
とかまえているから、男の子はビビルのだ。


同年代からもてない代わりに、『中年男性と黒人』にはモテモテ。


「昨日は、黒人が話しかけてきて、30分も付き合わされたよ」


別段、嫌がっても、恐がっている風でもなく、
「昨日のみそ汁はうまかった」的口調。



せやな〜、長女の性格だったら日本人よりアメリカ系の人が合うよな。
あのじゃじゃ馬と渡り合って家庭を築けるのは、ちまちました日本の
若者男子では無理だ。


「いややて。私は黒人より白人の方がいい」

「なんで?」

「生まれた子がかわいいから」

をを、長女は子供を産むつもりだったのか。
というか、結婚するつもり、あるんだ。
「あと10年はこの家でお世話になるから、よろしく」と言われてるのに。



白人が黒人を差別するのは、黒人が全てにおいて白人より能力が
優れているからだ。
知能・運動神経・音楽的才能・直感、全て。
それが脅威だから、予防する意味で白人は黒人を差別したのだと思う。
(あくまでも私の意見です)



「だからさ〜、長女。黒人との結婚もアリだよ」


ただ一度ナンパされて30分話しただけの黒人男性を、結婚相手の
ターゲットとして勧める母親。ぶはは♪ 


速攻却下されたけどね。
でも、携帯番号は教えたそうだから、今後の進展に注目。

日本企業で働くキューバ出身だって。
ちょっといいじゃない。


ただし、夫の猛反対にあうのは確実ですね。(ー_ーメ)


携帯番号を教えたのはいいんだけど、その男性は、ほとんど日本語を
話せない。
英語で会話しようにも、英語の地方なまりがひどくて長女は聞き取れない。
前途多難でございます。





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「お母さんって、やっぱり変やわ」


長女が、あきれ顔でつぶやいた。


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