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2005年05月09日(月) いつもあなたのそばに |
ご存じの方はご存じ、知らない方は当然知らないだろうが、 夫は占い好きである。 本人は「あんなん、いいとこだけ信じてればいいんや」と 片意地はってはいるが、実は悪いところを重点的に信じて いるフシがある。
この占い好きは、夫の両親から受け継がれたものだ。両親は 何かというと占い師さんを頼りにしていた。当時の上向き景気 もあって、両親が営む商売は調子が良く、利益を上げた。ますます 占い好きに拍車がかかったのは、言うまでもないことだ。
今から7年前、長女が高校受験の際にも、占ってもらった。 占い師さんは、長女が志望校に合格すると太鼓判を押した。その他 夫は、自分の将来・妻のこと・娘たちの事も占ったもらったらしい。 おしゃべりな占い師さんで、およそ3時間近く話を聞いたそうだ。 なにぶん、聞いた話。きちんとは覚えていない。占い師さんが走り 書きしたメモを手に、夫は帰宅した。
私の性格・運勢は、どうだったっけ?確か肉親との縁が薄いとか 言われたと記憶している。肉親とは、両親のことだろうか? 夫は、入るお金はあるけど出るお金も多く、財は残せないと 言われた。どこで占ってもらっても、そう言われる。 長女は、大学卒業後証券会社に入社すると言われた。 次女は、晩婚型だが、もし早くに結婚した場合離婚すると。
昨夜、そんな話を次女とした。
「そりゃ、お父さんみたいな人と結婚したら、離婚すると思う」 次女はそう言った。
長女も 「父親としては大切に思うけど、お父さんみたいな人とは結婚しない」 と言う。
しかし、娘の理想の男性は自分だと信じている夫だ。幸せ者だ。
三女は、あの年齢にありがちな、父親嫌い症候群。
確か兄嫁も 「私には、ゆうさんの役割(夫の妻)は勤まらない」 と、言ったっけ。
夫の両親・兄でさえ、 「うちの息子はヘンコツ(変わり者)だ」と断言していた。
あ〜、つまり何が言いたいのかって、
言わなくてもわかるでしょ?(笑)
そんな夫は 「ワシが正義。ワシの論理が正当」と豪語する。
「こんなに皆のことを一生懸命考えて働いているのに、なぜ この気持ちをくんでくれない?」と嘆く。
ワシの正義は、途中までは正しい。 途中で脇道にそれて暴走する。 惜しいぞ、とーちゃん。
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