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明日 咲く花
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2005年01月10日(月)  血の連鎖2

日に日に寒さが増し、娘たちの駅へのお迎えも
厳しい修行の場となってきました。


夜中に、洗い髪で寒風を顔に受け歩く姿は、
さながら鬼母のような。
それでも、母は行く。
娘たちを痴漢・変態から守るため。

行け行け、ウルトラママン←調子に乗りすぎです



昨夜は、長女が早く帰宅したため、次女のお迎えのみ。

午後10時半。
まーまー、お早い帰宅。


駅の階段を下りてきた次女が
「しまった」と。


なんだ?


「自転車のサドルを拭くタオルを、バッグから出すの忘れてた」


今、出したらいいやん。


「ちょっと待ってね」


しばし待つ。


「あれ?あれ〜?」


なかなか見つからない。



「どこだろ?」

「歩きながらじゃなくて、立ち止まって探したら?」
思わす進言する母。


それが間違いだった。
次女は、私にコンビニで買った雑誌を持たせ、おもむろに
財布と手帳を取り出した。

タオルを出すんでしょ?


どうやら、すっごい奥にタオルが押し込まれた模様。

なかなか見つからない。


およそ3分経過。
やっと見つかった。
辛抱強い私は、じっと寒風の中、待つ。


「ほい」と、タオルを手渡される。
母の手に、雑誌とタオル。

さあ行こう。

って、まだ何かやってるぞ〜


次女は、その後バッグの中身を整理しだした。

「なんで今、そんなことするのよ〜」
温厚な母も、ついきつい口調。


「だって、今やらないと自転車にバッグを乗せた時に
 中身が落ちちゃう」

ごもっとも。

そして、待つこと1分強。

母の辛抱もこれまでか…と思った時、次女が歩き出した。


「こら、次女。バッグの口が開いてるじゃない」


「う〜ん、なんかね、入れ方が悪くて閉まらない〜」



なんという中途半端に几帳面でだらしない性格か。
呆れるよ。

呆れながら思った。
この子は、私にそっくりの性格だ。
顔が似てるだけじゃない、性格も似てる。
動作が遅くて、妙な几帳面さとだらしなさを持っている。


次女の彼氏は、デートの時にいらつく事があると以前に書いた。
その話を夫にした。




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そうね、そうね。
昨夜ばかりは、身にしみたよ。


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