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明日 咲く花
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2004年12月03日(金)  末っ子の勧め

「な〜、三女〜。お父さんのこと好きか?」夫が聞く。

「な〜、好きか〜?好きか〜?」j何度も聞く。


三女は、面倒そうな顔をしながら
「うん、好き……」と小さな声で答える。


「そうか、好きかっ」夫は、満面の笑みをたたえ満足そう。
「ほなら、500円あげよう」


「わ〜い♪」
まだ中3の三女なので、500円もらえて小躍り。


「な〜、お父さんのこと好きか?」また、夫は聞く。


三女は辛そうな顔で
「うん、、、、好き……」と答える。


夫は、満足そうな顔。
「でも、もう500円はやらん」


どっひゃ。(x_x)



なんのかんのと言いつつ、家族みんなで三女には甘い。

ひどく頼りなくて甘えん坊の三女。

長女は「三女の面倒を一生みてやりたい」と言う。
「きっと、おばさんになっても三女はかわいいやつだよ」

次女は「三女に彼氏ができたら紹介させよう」と言う。
「どんな男かチェックしなくちゃ。私が納得せなあかん」

そして夫も、長女次女の成績については厳しかったのに、
「三女、好きな高校へ行きや」

「お父さん、●●高校へ行きたい〜」

「あそこは、名前と住所が書けたら行ける高校や。書けるか?」

「うん、書ける」

「ほな、行け」


いいのか?ほんとにいいのか?

それでも私も、三女が楽しく高校に通えれば良いと思っている。



あ〜、こうして末っ子の性格は作られていくのかも〜。







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まさに、将来の長女と三女の姿だ。


おっちゃんになった現在でも、夫は「にぃちゃん、にぃちゃん」。
三女がおばちゃんになっても、きっと「ねぇちゃん、ねぇちゃん」と
言うんだろうな。


末っ子万歳♪



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