かんぼのくるくる思考空間 〜おバカな話からダークな話まで、思うことを書いてます。
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2005年01月12日(水) 人間のカラダの不思議。

スーパー辛口女上司  あや子先輩が

「行きな行きな!きっと肉が食えなくなって痩せられるよ!」

と言っていたあの話題の『人体の不思議展』へ行ってきました。

やはり相当な人気の様子。会場の国際フォーラムについたら、チケットを買う為

に30分待ちの長蛇の列でした。



中に入ると、プラストミックという遺体に樹脂加工を施す新保存技術で、

生身の臓器や筋肉、骨格、いろいろな器官がとにかくひたすら実物で飾られて

いました。

タテやヨコに輪切りにされてたり、顔の一部をズルッと剥されてたり、

内臓をえぐられてたり・・・。 とにかく圧倒されました。

だって、




目の前にあるのは理科の実験室に居た、








顔パックリヒロシくん人形。


ではなく、正真正銘の人間なのですから。

とか言って実のところこれが本物の人間だって実感があまり湧かなかったん

ですけどね。

この献体は「この方」です、という感じに写真でビフォアアフターみたいに

展示されていたら、かなり実感が湧くと思うのですが・・・。

いや、怖過ぎて絶対に見れない・・・・(((( ;゚Д゚))))


人ごみで殺気だった館内では、何かのツアーなのか、

おじいさんとおばあさん20名ほどの団体様も見ました。

最前列でケースにへばりついて微動だにせずジッと鑑賞してらっしゃいました。



ケース周囲に群がっている後ろの方から、

「じいさんばあさん動かないし!」「いい加減どいてくれよ・・・」

「押してつぶしてみる?」「標本だったりして」

とかあちこちからコソコソと聴こえてきて、汗出ました。




出口付近では、触れてもOKの標本もありました。

みんなに足の皮をめくられたり、ベタベタ骨をさわられたり、はたまた大事な

部分をきゃーきゃー言いながらひっぱられたり・・・

献体した人は、役立つならどんな形になってもかまわないと承諾したのかも

しれないけれど、こんな風に 285万人以上もの人々から触られるとは

思ってもみなかったのではないでしょうか。

結局、その献体標本には勇気がなくて触れることができず、

会場をあとにしました。



筋肉って、あんなふうに骨についてるんだ。
脊髄ってあんなに太いんだ。
肺がんになるとあんなに肺がまっくろになるんだ。
頭の中ってあんなふうになっているんだ。
血管って、あんなふうに無数に伸びているんだ。
腸ってあんなに長いんだ。
臓器って、まさにモツなんだ。


いろいろなことをリアルに学ぶことができたと思います。

改めて、今健康に生きていることが奇跡だなーとしんみり空を仰いでしまい

ました。o(´^`)o 





さようなら!


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