今日アキコと写真撮影に行く途中、トドノネオオワタムシを見つけたのだ。 トドノネオオワタムシというのはフワフワの綿毛をつけた虫で、北海道ではこの虫が飛び始めて3、4日すると初雪が降るというので「雪虫」と呼ばれて親しまれているらしい。 アブラムシの仲間で害虫なのに、人々に親しまれているとはすごいのだ。 アキコが小さい頃(福島にいたのだ)は「雪おばさん」と呼んでいたらしい。
アキコが雪おばさんの生態について教えてくれたのだが、ボクにはさっぱり理解できなかった。 何やらトドマツの木とヤチダモの木の間を1年間に(世代がわりをして)往復して暮らしているらしい。 年に2回だけ羽が生えたヤツが生まれて、それが木の間を移動するのだ。 その晩秋に生まれた羽が生えたヤツがこの「雪おばさん」らしい。
ボクが住んでいるカモガワは暖かいので雪は降りそうにないが、雪おばさんがいたということは冷たい雨が降り始めるのかもしれない。
↓雪おばさん(矢印がないとどこにいるのかわからないのだ)
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