寝る時の布団には誰でも何かのコダワリがあると思う。 もちろん、ボクも小屋の中の布団にはコダワリを持っている。
ボクがまだボスの家に来たばかりの頃は王子様の布団で寝ていた。 王子様の布団は小屋の天井に頭が届いてしまうくらい分厚くて、 それはそれはフカフカだった。
でも昨年10月シニアになったボクはもうそんな布団では寝ないのだ。 布団はフカフカな方が良いとは限らない。 ボクのコダワリは布団の質ではなく、形なのだ。 夏と冬の布団の好みはもちろん違う。 ボクの真冬の布団へのコダワリはこうである。
まず、小屋の入り口は高めに土手があると良い。 これは枕にもなるし、寒い時は土手の後ろに隠れて寝ると 冷たい風を防いでくれるという役目もある。 それから奥は布団が薄すぎず厚すぎず、適度に低めに敷いて あるのが望ましい。 できれば丸くなったボクがすっぽり入るような丸い凹みが あるのがベストなのだ。
いつもボクが理想の形に布団の形を変えるので、最近はアキコが 布団を取り替えてくれる時にボクの好みの形に布団を敷いてくれる。 写真の布団がボク好みの布団の形なのだ。
ちなみに手前に敷いてある足拭きタオルは雨の日に布団が濡れて しまうと洗濯が面倒なのでアキコがつけたオプションなのだ。
この布団で寝れば、外でもとっても暖かく眠れるのだ。
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