夕方から裏の田んぼ辺りでカジカガエルの声が聞こえ始めた。 カジカガエルは「鈴を転がしたような良い声で鳴くカエル」として有名ら しいが、この時季のカジカガエルはまだ寝ぼけているのか「ウフフフ」と 笑っているような声を出すのだ。 早く発声練習を終えて「鈴を転がしたような声」とやらを聞かせてほしい ものである。
ところで今日ボクは庭のすみに緑色のバラの花が咲いているのを見つけた ・・・と思ったら、バラの花ではなくトウダイグサの葉っぱであった。
この草は毒のある草なのだが、こんな小さな葉っぱの頃から花が咲き終わ るまで、なかなかステキな姿を見せてくれるのである。 葉っぱの色からして、なかなか良い色をしている。 ボクの大好きなキャベツの色に似ているのもなかなか良いのだ。
トウダイグサの名前は、昔の人が使っていた「燈台」に形が似ているから ついた名前らしい。 これからどんな風に成長して「燈台」のようになっていくのか、とても楽 しみである。
ちなみにトウダイグサの左側にあるバラの花のような葉っぱはムッシュ・ フラサバ(フラサバソウ)の葉っぱ、右上にあるバラの花のような葉っぱは オオイヌノフグリの葉っぱである。 バラの花束みたいでとてもきれいなのだ。
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