ゲンゾー日記
2006年11月12日(日)  秋のお昼寝 

昨夜はとても寒かったが、朝になって日が昇ったら暖かくて気持ちの良
いお天気になった。
空が青いなと思って上を見たら、庭の柿が橙色の実をたくさんぶら下げ
ているのが見えた。

この柿の実は甘くてとてもおいしいらしい。
高い枝の柿は鳥たち専用になっているので、毎日鳥たちが遊びに来ては
柿の実をつついていく。
鳥たちはどの実が一番おいしく熟れているかをちゃんと知っているらし
い。いつも赤く熟れた柿を選んで食べているようだ。

この辺りにはたくさんの柿の木があるが、鳥たちはどの家のどの木の実
が一番おいしいのかも知っているのだろうか。
ボクも空を飛ぶことができたら、あちこちの柿の木に行って、どの柿の
実がおいしいかを調べて歩くのだが、ボクは飛べないのでこうして鳥た
ちが来るのを見てお昼寝をするしかないのだ。

今日はオリコウな犬らしく、「どうして犬は飛べないのか」について考
えながらお昼寝をすることにしよう。
いや、「ボクがもし飛べたら何をするか」について考えた方が楽しそう
である。
いや、「空を飛んでいる時に眠くなったらどうするか」についても考え
ておいた方が良いかもしれない。
こんなポカポカ気持ちのいい日にはやっぱりお昼寝が一番気持ちいいの
かもしれない。
ボクはきっと空を飛べてもお昼寝をするに違いない。
・・・ということでお昼寝をすることにしよう。


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