ゲンゾー日記
2006年09月15日(金)  ゲンノショウコ 

ボクの庭にゲンノショウコの花が咲いた。
ゲンノショウコはボクの帰りを待っていてくれたらしいのだ。

この花の名前「ゲンノショウコ」は「現の証拠」と書くのである。
植物の名前とは思えないような名前をしている。
これは下痢をした時にこの草を煎じて飲むとピタリととまったということ
からつけられた名前らしい。
「ほらこの通り、現の証拠でゴザイマス」という名前なのだ。

その昔、この花は「タチマチグサ」と呼ばれていたらしい。
「太知末知久佐」と書いてタチマチグサだそうである。
こちらの名前も「この草を煎じて飲めばたちまち治る」のタチマチなので、
これもまたこの草が薬としてとても効くという意味の名前なのだ。

こんなに愛らしい花なのに、みんな薬効のことばかり考えて名前をつけて
しまったらしい。
ボクだったらもっとステキな名前をつけてあげるのにな。



この草の花は、ボクのいる東日本では白、西日本では赤い花が咲くらしい。

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