ちょっと早めだが、今日の日記を書いてしまうのだ。 なぜならボクは老人世帯に出張中で、夜は早くに寝てしまうからなのであ る。
昨日の夜、ボスの家にセンパイの大チャンがやって来たらしい。 愛犬通信でアキコから受け取った写真を見たら、センパイは思っていたよ りも大きい犬であった。
何といっても同じ小屋から出てくる時の様子がボクとはまるで違う。 センパイの顔の大きさはボクが2頭一緒に出てこられそうな小屋の入り口 の幅いっぱいなのである。 ボクは一度くらいセンパイに挨拶に行った方がよいだろうかと考えていた のだが、挨拶はやめておくのだ。
センパイが「1週間、この日記をよこせ」と言ったら、ボクは「どうぞ」 と言ってしまいそうである。 何やらセンパイも日記を書きたい様子なのだ。 センパイはボスの言うこともきかない王様のような犬らしいので、もしか したら日記を乗っ取られるかもしれないとボクはドキドキなのである。
センパイ、日記の当番はせめて1日おきにしてもらえないでしょうか。
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