ゲンゾー日記
2006年06月17日(土)  カタバミ 

今日はどうにも蒸し暑かった。
雨が降るかと思ったら降らないし、お日さまが出るかと思ったら出ないし、
どうにも中途半端で湿度だけが高くてやりきれない日であった。

こんな日は庭に咲いた小さな花でも眺めて過ごすのが一番なのである。
今日ボクは写真の小さな花を眺めて過ごした。
これはカタバミという花である。黄色で小さくてとてもかわいい。
葉っぱの一つ一つが心臓型をしているというのもまた愛らしいのだ。

この草は雨が降ったり夜になったりすると、葉っぱを畳んで眠ってしまう
らしい。写真の右の方に写っている葉っぱも畳まれている。
畳んだ葉っぱは片方(傍)が食べられてしまったように見えるというので
「傍食(かたばみ)」という名前なのだそうだ。

写真の左の方に写っているのは種で、熟すとはじけて種が遠くまで飛んで
行くらしい。
とてもかわいい花なので、ボクの庭中に種をはじき飛ばしてどんどん花が
咲くといいな。


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